第2期東淀川区地域保健福祉計画

　区地域保健福祉計画の計画期間を1年間延長します

　東淀川区では「住んでよかった、住み続けたい東淀川区」のまちづくりをめざし、区の特色や実情に応じた取組みをさらに推進するため、これまでの地域コミュニティや地域福祉、地域保健、生涯学習、子育てといった、それぞれ密接に関わる政策分野別計画を発展させながら、それらを包括する、総合的・体系的な計画として「地域保健福祉計画」を平成28年12月に策定し、地域保健福祉の推進を図ってきました。

　令和2年度をもって計画の期間が満了することから、国・府・市の動向を踏まえ、今後ますます複雑化・多様化していく生活課題に対し適切に対応するとともに、本区の地域保健福祉に関する理解や取組の方向性を示す総合的な福祉計画として、「第2期東淀川区地域保健福祉計画」を策定しました。

　だれもが自分らしく安心して暮らし続けられる地域づくりのため、助け合い・支え合い、相談支援体制などについてお知らせしておりますので、ぜひご覧いただき、それぞれができることについて考えてみましょう。

令和3年度から令和8年度までの6年間

　区将来ビジョンと区地域保健福祉計画は、一体となって区のめざすべき将来像の実現に向けた施策展開の方向性等を示すものです。そのため、当初令和3年度から令和7年度までとしていた区地域保健福祉計画の計画期間を1年延長し令和3年度から令和8年度までとすることで、区将来ビジョンの計画期間と整合性を図ります。

　住み慣れた地域や家庭で、安心して暮らし続けることは誰もの願いです。そのために、私たち自身ができることとは何でしょうか。

　また、地域の方々が共に支え合い、助け合いながら行えることとは何でしょうか。私たちは、まず「自助」「共助」「公助」の考え方を理解して実践していくことが大切です。

• 自分自身による努力
• 家庭での話し合い
• ボランティア活動への参加
• 生きがいづくり
• 健康づくり
• 福祉に関する学習　など

• 隣近所や友人・知人との助け合いや支え合い
• 地域における見守り活動
• 地域における福祉活動の推進
• ボランティア活動の推進　など

• 生活保護制度
• 生活困窮者自立支援
• 災害時の救援活動・避難所開設
• 公的サービスの充実
• 年金制度
• 健康保険制度　など

　大阪市では、平成30年4月に策定された「大阪市地域福祉基本計画」において、「地域共生社会」や、「大阪市基本構想」の都市像をめざし、暮らし、働き、学び、訪れる地域で、住民や行政をはじめ、地域に関わるすべての人が、共に地域福祉の推進に取り組んでいくために、だれもがわかりやすく、共有できる基本理念として、「だれもが自分らしく安心して暮らし続けられる地域づくり」を掲げています。　

　東淀川区においても、大阪市の基本理念を踏襲し、地域保健福祉を推進していきます。

• 基本施策1 「地域保健福祉の推進に向けた環境づくり」
• 基本施策2 「共生社会実現に向けた仕組みづくり」
• 基本施策3 「福祉のまちづくりの強化」

• 基本施策1 「包括的な相談支援体制の構築」
• 基本施策2 「情報発信の強化」
• 基本施策3 「区民のセーフティネットの強化」

• 基本施策1 「安心して暮らせる環境づくり」
• 基本施策2 「新しい参加と支え合いを生み出す仕組みづくり」
• 基本施策3 「災害時に備えた地域づくりの推進」