北区役所に24時間使用できるAEDを設置しました
2023年11月16日
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北区役所に24時間使用できるAEDを設置しました
利用しやすく、より一層人命救助に役立つよう、宿直室前にAED(自動体外式除細動器)を設置いたしました
北区役所では、使用しやすい場所である北区役所1階北側入口の宿直室の前に救命機器AED(自動体外式除細動器)を設置しました。
また、区役所1階健康課ロビーと4階事務室入口前にも1台ずつ設置しております。
AED(自動体外式除細動器)とは
AEDは、「Automated External Defibrillator」の頭文字をとったもので、日本では「自動体外式除細動器」と訳されています。
このAEDは、フタを開けると自動で電源が入り、どういう操作をすべきかを音声ガイドが流れ、傷病者の胸に電極パッドを貼ると、AEDが心臓のリズムを自動的に調べ、除細動が必要かどうかを自動的に判断し、電気ショックを与える救命機器のことです。
心臓が停止すると、4分以内に脳に障害が発生します。人工呼吸や心臓マッサージをすぐに始めることは、脳に発生する障害を遅らせることができ、とても大切なことです。
元気だった人が心疾患、特に心筋梗塞などが原因で突然倒れた場合には、「心室細動」と呼ばれる心臓の動きが多いことも知られています。
心室細動とは、心臓の筋肉が不規則にブルブルと震え、全身に血液を送り出すというポンプの役割を心臓が果たせない状態で、そのまま放置すると死に至ります。
人工呼吸や心臓マッサージの前に、この心室細動を取り除き、心臓のリズムを正常な状態に戻す必要があります。
そのためには、心臓に電気ショックを加えて心室細動を取り除く「除細動」を早期に行なうことが最も適切な処置です。
心臓が停止してから5分以内に除細動の実施を行なうことが、蘇生や社会復帰のために重要なことです。
AEDの使用方法
- AEDのフタを開けると自動で電源が入り、音声ガイドが流れます。
- 極パッドを胸に貼ると自動で解析を始めますので、音声ガイドに従ってください
- 電気ショックが必要かどうかは、AEDが判断します。電気ショックが必要ない場合は、ボタンを押しても電気は流れません。