ロープ結索について学ぼう(地域防災リーダー救助技術)
2024年5月30日
ページ番号:599608
救助技術のひとつである「ロープ結索」ついて紹介します
紐やロープを使って結び目を作ったり、物を縛り付けたりする事を「結索(けっさく)」と言います。
結索は、日常生活のなかで溢れていますが、人命救助活動などに使用する「ロープ結索」は、「解(ほど)けにくく、解(ほど)きやすい」という特徴を持っており、防災活動において欠くことの出来ない重要な技術の一つです。
またロープ結索は、安全・確実・迅速に作成することが求められており、特殊な方法を用いているものも多いので、日々の研鑽が重要です。
このページには、使用頻度の多い基本的な方法を載せています。
※各画像をクリックすると結索手順が動画でご覧いただけます
これらを習熟した後、より実践的な方法の習得を目指し、防災活動時に応用できるようステップアップを図りましょう。
【本ページの制作にあたり北消防署地域担当に指導・監修いただきました】
本結び

ロープどうしを結合する基本的な方法です。
太さが著しく違うものや材質が異なるものでは解ける危険があるため、同じ太さ、同じ種類のロープをつなぎ合わせるときに使用します。
ひとえつなぎ

太さの違うロープや湿ったロープを結び合わすときに適している結び方です。
なお、太さが違うロープの場合、下記の図で太いロープは赤色、細いロープは黄色の動きになります。
ふたえつなぎ

ひとえつなぎと同様に太さの違うロープや湿ったロープを結び合わすときに適している結び方です。ひとえつなぎに比べ、ロープを二重に回して締め込むため、強度が増します。
なお、太さが違うロープの場合、下記の図で太いロープは赤色、細いロープは黄色の動きになります。
巻き結び

ロープで棒などにつなぎとめる方法で、結ぶのも解くのも簡単で確実な結着です。
ロープの太さや種類を問わない汎用性の高い結着方法です。
ふたまわりふた結び

もやい結び

身体もやい結び

高所で作業を行うときの安全確保の手段として、ロープの一端を腰にもやい結びで巻き付け、もう一端を強固な支持物へ巻き結び等により結着することにより、墜落防止を行うことにより安全な活動を行います。
なお、墜落制止用器具がない場合の緊急手段として使用します。
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