令和6年度此花区運営方針
2025年6月10日
ページ番号:625595
運営方針の進捗管理を実施しました。その結果について、「アウトカム指標の達成状況(定量評価)」、「自己評価(運営方針全体の定性評価)」及び「今後の方針」に反映しています。(令和7年6月10日)
【目標(何をめざすのか)】
区民ひとりひとりが元気で笑顔にあふれ、輪になって、いのちが輝き続けるまちを実現する
【使命(どのような役割を担うのか)】
まちの防災力・減災力を強化し、教育と福祉を充実し、いのちが輝き続ける地域社会づくりに取り組む
【令和6年度 所属運営の基本的な考え方(区の方針)】
上記使命を果たすため、「防災・減災」「子ども」「福祉」「まちづくり・環境」の4分野を重点的な経営課題と位置づけ、区を運営する

重点的に取り組む主な経営課題

【経営課題1】防災・減災

課題認識
災害時において、すべての区民がいのちを守れる行動をとれるよう支援する必要がある

主な戦略(課題解決の方策)
・此花区災害時区民避難指針に沿い、災害に備え「いつ」「誰が」「何をするのか」の防災行動計画(マイタイムライン)の作成を促進・支援する

アウトカム指標
・防災行動計画(マイタイムライン)配布世帯数:10,000世帯(目標年次:令和6年度)
※令和6年度中に作成世帯数から配布世帯数へ変更

アウトカム指標の達成状況(定量評価)
<令和6年度実績と達成状況>
・防災行動計画(マイタイムライン)配布世帯数:17,222世帯 :A
<前年度実績>
-
※令和6年度中に作成世帯数から配布世帯数へ変更

【経営課題2】子ども

課題認識
・学力向上に向け授業以外の学習時間を向上させることや、児童・生徒の理解度に応じた学習・学習機会を提供する必要がある
・児童・生徒が将来の夢や目標を持てるよう職業体験や職業講話の取組を実施する必要がある
・児童・生徒が課題解決に向けて積極的に取り組めるよう支援する必要がある
【児童虐待予防については別掲】

主な戦略(課題解決の方策)
・学力向上へ向け児童・生徒の指導を適切に行うために導入したツールについて活用状況を進捗管理する
・児童・生徒の理解度に応じて提供している学習・学習機会について、内容の充実を図る
・職場体験や職業講話の受入れ先と連携し、より多くの児童・生徒が将来の夢や目標をイメージできるような学習内容を提供するとともに、協力企業の拡大を図る
・全ての児童が課題解決に向けて積極的にグループワークに参加するために導入したツールについて、活用の拡大を図る

アウトカム指標
・此花区民アンケートで、「子どもに学習の習慣がついていると思う(どちらかといえば思うとの回答を含む)」と回答した割合:80%以上(目標年次:令和7年度)
・「全国学力・学習状況調査」で、「将来の夢や目標を持っている」と回答した区内の対象児童・生徒の割合:全国平均以上(目標年次:令和7年度)
・「全国学力・学習状況調査」で、「課題の解決に向けて、自分で考え自分から取り組んでいた(どちらかといえば当てはまるとの回答を含む)」と回答した区内の対象児童・生徒の割合:全国平均以上(目標年次:令和7年度)

アウトカム指標の達成状況(定量評価)
<令和6年度実績と達成状況>
・此花区民アンケートで、「子どもに学習の習慣がついていると思う(少し思うとの回答を含む)」と回答した割合:57.4%:B
・令和6年度大阪市「全国学力・学習状況調査」で、「将来の夢や目標を持っている」と回答した児童・生徒の割合
児童:全国平均以上 生徒:全国平均以下 :B
数値非公表 ※来年度以降、具体的な数値目標が示せるような数値目標に見直しを行う。
・令和6年度大阪市「全国学力・学習状況調査」で、「課題の解決に向けて、自分で考え自分から取り組んでいた(どちらかといえば当てはまるとの回答を含む)」と回答した児童・生徒の割合
児童:全国平均以下 生徒:全国平均以下 :B
数値非公表 ※来年度以降、具体的な数値目標が示せるような数値目標に見直しを行う。
<前年度実績>
・此花区民アンケートで、「子どもに学習の習慣がついていると思う(少し思うとの回答を含む)」と回答した割合:69.4%
・令和6年度大阪市「全国学力・学習状況調査」で、「将来の夢や目標を持っている」と回答した児童・生徒の割合:-
数値非公表 ※来年度以降、具体的な数値目標が示せるような数値目標に見直しを行う。
・令和6年度大阪市「全国学力・学習状況調査」で、「課題の解決に向けて、自分で考え自分から取り組んでいた(どちらかといえば当てはまるとの回答を含む)」と回答した児童・生徒の割合:-
数値非公表 ※来年度以降、具体的な数値目標が示せるような数値目標に見直しを行う。

【経営課題3】福祉

課題認識
・近隣の高齢者と日常的な関係を築き、生活課題の発見や早期の対応を行うことができるよう見守りボランティアを増やすとともに、その活動をより充実させる必要がある
・児童虐待を未然に防ぐことができるよう支援の必要なこどもと保護者を孤立させない取組が必要である

主な戦略(課題解決の方策)
・このはな地域見守りタイ事業の地域での認知度を向上させ、見守りボランティアの発掘・育成を行う
・対面でのコミュニケーションが苦手な方であっても継続した見守り活動ができるようこのはな地域見守りタイの見守り活動にICTツール等を用いた手法を検討する
・4歳児を中心に無在籍や無登園の子へのアプローチを強化する
・学校と子育て支援室との連携を密にし、役割を明確化することで、学校の状況に見合った支援の導入を図る

アウトカム指標
・此花区民アンケートで、「高齢者や障がい者等について、地域から十分な見守りが行われていると感じる(どちらかといえば感じるとの回答を含む)」と回答した割合:50%以上(令和7年度)
・重大な虐待件数0件(令和6年度0件、令和7年度0件)

アウトカム指標の達成状況(定量評価)
<令和6年度実績と達成状況>
・令和6年度此花区民アンケート結果:25.5% :B
・重大な虐待件数 0件:A
<前年度実績>
・令和5年度此花区民アンケート結果 31.9%
・重大な虐待件数 0件

【経営課題4】まちづくり・環境

課題認識
・地域活動協議会の更なる活性化を図るため、DXによる地域コミニティの活性化の促進、新たな担い手の確保(現役世代の参加促進)、NPO・企業・人材等、地域資源の発掘と連携強化及び地活協情報の発信強化を行う必要がある
・地域活動協議会による地域課題の解決に向けた取組が進んでいない地域があることから、まちづくりセンターを通じそれぞれの地域特性に即した地域課題を把握し、それに応じた最適な支援を行う必要がある
・2025大阪・関西万博のご当地として、万博を契機にまちを活性化する必要がある
・気候変動など現在、地球環境について考える大きな転換期を迎えていることから、区民ひとりひとりに持続可能な社会の実現に向けて関心を持っていただく取組を行う必要がある

主な戦略(課題解決の方策)
・DXによる地域コミニティの活性化やデジタルツールを活用した現役世代の参加促進にかかる支援を行い、地域活動協議会の更なる活性化を図る
・地域活動協議会の新たな担い手を確保するため、主たる構成団体のひとつである町会の加入促進を図る
・NPO・企業・人材等、地域資源と交流会やラウンドテーブル等の開催を行う
・地域活動協議会の認知度を向上させるため、イベント等、地域活動の場や広報紙等で周知を行うだけでなく、ICT等を活用し幅広い世代にPRする
・地域活動協議会が運営していく上での課題を自律的に解決できるよう、引き続きまちづくりセンターを通じてきめ細やかな支援を行う
・万博を契機とし官民連携によるエリア整備に取り組む
・区民との共創により万博の盛り上げに資するパブリックアートを正蓮寺川公園に設置し、まちの賑わいをつくる
・児童が持続可能な社会の実現に関心を持てるようなコンテンツを学校に提供し、授業等において活用してもらう

アウトカム指標
・区民アンケートで地域活動スタッフとして参加したことがあると回答した割合:35%以上(目標年次:令和8年度)
・区民アンケート調査(市民局実施)で「地活協を知っている」と回答した割合:58%以上(目標年次:令和8年度)
・地域活動協議会の構成団体へのアンケートで地域特性に即した地域課題の解決に向けた取組が自律的に進められている状態にあると回答した割合:94%以上(目標年次:令和8年度)
・万博を契機とした官民連携によるエリア整備を実施する:1件(目標年次:令和7年度)
・正蓮寺川公園に区民との共創による万博の機運を盛り上げるアートを設置する:1件(目標年次:令和6年度)
・地球環境に関心を持っている子どもの割合:95%以上(目標年次:令和7年度)

アウトカム指標の達成状況(定量評価)
<令和6年度実績と達成状況>
・区民アンケートで地域活動にスタッフとして参加したことがあると回答した割合:27.7% :B
・区民アンケート調査(市民局実施)で「地活協を知っている」と回答した割合:58.6% :A
・地活協の構成団体へのアンケートで地域特性に即した地域課題の解決に向けた取組が自律的に進められている状態にあると思う割合:-(設問廃止のため評価不能)
・此花西部臨港緑地エリアの整備に向けた事業者及び関係企業等との協議を進めており、令和7年度にはエリア整備に先立ちエリアの認知度向上と魅力発信のためのイベントを万博開催期間中に開催予定としている:B
・正連寺川公園にアートプロジェクト本格実施の第1弾となるパブリックアートを設置した(令和7年3月:1件):A
・地球環境に関心を持っている子どもの割合:96.7%:A
<前年度実績>
・区民アンケートで地域活動にスタッフとして参加したことがあると回答した割合:25.6%
・区民アンケート調査(市民局実施)で「地活協を知っている」と回答した割合:46.1%
・地活協の構成団体へのアンケートで地域特性に即した地域課題の解決に向けた取組が自律的に進められている状態にあると思う割合:91.2%(令和6年度設問廃止のため評価不能)
・万博を契機とした官民連携によるエリア整備:-
・正蓮寺川公園に区民との共創による万博の機運を盛り上げるアートを設置:-
・地球環境に関心を持っている子どもの割合:96.5%

自己評価 (運営方針全体 の定性評価)
・取組については概ね実施しているものの、なかには戦略が抽象的な方向性にとどまり、主観による目標指標設定になっており、単に指標達成の有無だけで成果を測定困難な点およびPDCAが回転しない点は、改善すべきだと考える。

今後の方針
・令和7年度運営方針においては、令和6年度に策定した「此花区将来ビジョン2027」に基づき、可能な限り戦略を具体化するとともに、成果測定が可能でPDCAが回転する指標設定に改めた。
・共創によるウェルビーイングな街づくりに、事業目的、戦略を明確化したうえで、スピード感をもって取り組む。
令和6年度此花区運営方針
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