令和6年11月号　区長だより

　芸術の秋です。私は自ら絵画を描くのは得手ではありませんが、鑑賞するのは大好きで、年に数回、美術館に足を運びます。なかでも印象派の西洋絵画が大好きです。ご存知のとおり、印象派の絵画は風景や人物を細部まで丁寧に描写するのではなく、光の変化を表現しながら、その場の空気感を捉え印象として描かれています。近年は時代の変化のスピードが速く、企業経営において優位性を生み出す差別化が重要視される傾向が強く、印象派の絵画との共通点を感じるのですが、皆さまはいかがでしょうか。

　此花区内には、此花水龍や2025年大阪・関西万博ロゴシンボルを設置し、今後も増えていく予定の正蓮寺川公園のアート（konohanapermanentale 100+）・梅香エリアに多く集まるミューラルアート（壁面に描かれたアート）・SDGsカラーにペイントされたポスト等、さまざまなまちなかアートがあります。今年の秋は、此花区のまちを散策しながら、まちなかアートを満喫されてみませんか。

此花区長  中島 政人