第10回 動画で磨かれるスキル|TakeTV100さんにインタビュー
2024年2月1日
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この記事は都島区と包括連携協定を締結している株式会社FunMakeとの広報アンバサダープロジェクト第10回です。
都島区の魅力発信を担当している政策企画担当です。
今回、独占インタビューさせていただいた方はこちら!
車の試乗動画をメインに投稿されている、TakeTV100(タケティービーワンハンドレッド)さんです。
タケさんは、10年以上前からYouTubeに動画を投稿し、カーナビなどのカー用品等もレビューしています。「かゆい所に手が届く」「そこが知りたい」という、雑誌などでは表現しきれない情報を視聴者に分かりやすく伝えています。
いつも明るく楽しい動画を作られるタケさんに、動画制作で培ったスキルなどについてお伺いしました!
1.好きなことを楽しみながら動画にする
(区役所)早速ですが、タケさんは長年YouTubeに動画投稿されているとのことですが、始めようと思ったきっかけを教えてください。
(タケさん)今から10年ほど前ですが、当時からインターネットには雑誌に載っていない情報がたくさんありました。私は、カメラなどを購入する前にネットで調べていたのですが、その中でYouTubeの動画が検索にヒットして、商品紹介していた人に「一体この人は誰なんだろう?」と興味が湧いたことがきっかけになります。
そして、様々な動画を見ているうちに、自分でも出来るのではないかと思い始めて、他の人の真似をしてコンビニ商品やカメラの紹介などをし始めました。
(区役所)タケさんは最初から車紹介の投稿をされていた訳ではなかったのですか!?
(タケさん)そうなんです。
それまでは動画を見る専門だった私ですが、いざ投稿を始めてみると、再生回数が増えたりコメントをしてくれる人がいて、初めての経験に衝撃を受けました。そこからは、「おもしろい!」と思ってのめり込んでいきましたね。今でも、動画投稿においては楽しむことが根源になっています。
そして、当時のYouTubeは今と違ってコメントする人が少なかったので、投稿者とコメントした人の距離が近く、オフ会といって投稿者と直接会える機会もあり、実際に会って仲良くなる人もいました。例えば、FunMakeの市位社長とか!(笑)
(区役所)えー!そこが市位社長との出会いだったんですね!
(区役所)そこから、なぜ車の紹介をするようになったのですか?
(タケさん)自分の好きなものを色々と投稿していたのですが、車を購入した時に、たまたま撮った動画の再生回数が伸びたのです。
再生回数が多かった要因を分析したのですが、車など高額な買い物は、私のように購入前に調べてから買う人が多いのではないかと思います。
そして、知りたい情報の中でも、例えば、ザラザラやツルツルとした素材の質感などの細かな情報は、紙媒体やウェブよりも動画の方が強みがあるので、それで再生回数が伸びたのではないかと思っています。
また、自分が好きなものを紹介しているので、同じものを好きな人から見ると共感できる場面が多いのかもしれません。
当時は車の投稿をしている人も少なく、競合相手がいなかったということも要因の一つです。
そのような経過から、車の投稿を始めることになりました。
(区役所)なるほど。今ではタケさんの動画では様々な車が紹介されていますが、当時は自分が持っている車以外をどのようにして紹介していたのですか?
これから動画を始める人にとっては、紹介したくても物がなくて困っている人も多いと思います。
(タケさん)そうですね、私の場合は友達が所有している車をレビューしたり、車を買ったところのディーラーに試乗をお願いしたりしていました。
(区役所)そのような工夫もされていたのですね!
2.日常生活で役に立つスキルもある
(区役所)これまで動画制作をしていて、普段の生活など自分の役に立ったと感じたことはありますか?
(タケさん)この年齢になってから、同じ目標を持つ共通の趣味の友達が増えたことが、人生の中で一番豊かになったことだと思います。話をすると楽しいですし、お互いのためになる情報、それもこの世にない「生きた情報」の交換が出来ます。YouTubeでも流行の移り変わりは早く、常に走り抜けないと置いて行かれますので、積極的にコミュニケーションを取ることは大事だと思います。
仕事だとどうしても頭で考えてしまいますが、楽しいことって先に体が動きますよね。私にとってはその感覚と動画制作は似ています。
(区役所)すごいですね。でも、好きなことはあったとしても、いざカメラを回すと何を話せば良いか分からなくなりそうなものですが、その辺りはいかがですか?
(タケさん)私は逆に、普段は無口ですがカメラが回るとよく喋れるんです。よく憑依型といわれています。
(区役所)憑依型ってあるんですね。(笑)
それは自分の中でスイッチを入れるのですか?
(タケさん)そうです、ギアチェンジです。いきなりターボエンジンです。(笑)
あと、カメラの前では、話さないといけないという使命感を持っていますね。
(区役所)そのスキルを身に付ければ、何かの発表やプレゼンにも生かせそうです!
(タケさん)あとはマイクが大事で、私は声が通る方ではないので、ぼそぼそと話すとマイクに声が入らないんです。
そこで、はきはきと大きい声で喋ろうと思うと気合を入れる必要があるので、動画が回った瞬間に元気になるんです。
(区役所)なるほど!声を大きくしようとすることでテンションも上げているのですか!
分かりやすく大きな声で話すことは、動画制作以外にも役に立つ場面が多そうだと思いました。
(タケさん)マイクやカメラは、自分に合ったものを選ぶことも大事です。雑音が入ると視聴者が不快になるので、外で撮るならピンマイクや風防を付けた方が良い動画が撮れます。
(区役所)車の中での撮影だとカメラの映像がブレないか気になりますが、振動も抑えた方が良いですか?
(タケさん)これは悩みどころですが、スポーツカーなどで「リアルを伝える」にはガタガタと揺れていた方が良いんですよ。乗り心地の良さを伝えたいのであれば振動が少ない方が良いですし、何を伝えたいかによって必要な要素が変わってきます。
(区役所)なるほど。一概にブレない方が良いというものでもないのですね。
(タケさん)あと、私は流暢に話せないですし、運転中のカットしたい場面もあるので、カメラは2台用意して、編集でカット(注)を入れています。
(注 基本的な編集作業については、こちらのリンクから第7回のコラムをご覧ください!)
今でも、同じ内容を2回言っていたり、語尾が特定のものに偏っていることもありますし、たまにコメント欄で突っ込まれたりしています。
(区役所)こんなにトーク力が高いタケさんでも突っ込まれることがあるのですか!?YouTubeで饒舌に喋っているように見える人も、カットを入れているのかもしれないですね。
気合が大事だと語るタケさん
3.動画制作を考えるとき何から始めればいい?
(区役所)先ほどお聞きしたトーク力について、カメラが回るとやっぱり話せないという人も中にはいると思います。そんな方に向けて、タケさんからアドバイスがあれば教えてください。
(タケさん)動画を撮影する前に、前もって○○○○を描くといいと思います。
(区役所)え、何か気になります!笑
(タケさん)それは次回のお楽しみです!
4.次回予告
次回は、タケさんから学ぶ、さらに具体的な動画の作り方をご紹介します!
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