食中毒にご用心 -食肉編-
2023年12月14日
ページ番号:124854
カンピロバクター食中毒が多発しています
近年、カンピロバクター食中毒が全国的にも、本市においても多く発生しています。カンピロバクター食中毒の多くは、鶏肉のさしみやタタキなどの生や加熱不十分な肉料理を食べたことによるものです。
鶏肉には、安全に生で食べることができる衛生基準はありません。必ず十分に加熱してから食べてください。
特に子どもやお年寄りや体が弱っている人がカンピロバクター食中毒になると、症状が重くなるおそれがあるため注意が必要です。
「新鮮だから生でも安全」は間違いです!
- 過去に厚生労働省が行った調査では、市販の鶏肉から、カンピロバクターが20~100%と高い割合で見つかっています。
- カンピロバクターは多くの食中毒菌と違い、通常、お肉の中で増えることができず、「新鮮な鶏肉ほど、カンピロバクターが生き残っている可能性が高い」ことが知られています。
- カンピロバクターは少ない量でも食中毒を起こすことから、新鮮な鶏肉であっても生や加熱不十分な状態で食べると食中毒になることがあります。
牛レバー・豚肉(レバー等内臓を含む)は生食禁止!
- 鶏肉だけでなく牛肉や豚肉も、生やタタキなど加熱不十分な肉やレバー等の内臓を食べると、カンピロバクターや腸管出血性大腸菌O157、サルモネラ等による食中毒になることがあります。
- お肉を食べるときには、基準に合った生食用食肉(牛肉のみ)をのぞき、中心部まで十分に加熱して食べてください。
※子ども、高齢者、食中毒菌に対する抵抗力の弱い方は、基準に合ったものであっても、生で食べることは控えてください。 - 牛レバー、豚肉(レバー等内臓も含む)については、法律で、タタキやレアなど加熱不十分な状態で提供することが禁止されています。
- シカやイノシシなどの野生鳥獣はどのような病原体を保有しているかわからないことから、その肉を生や加熱不十分な状態で食べるのは危険です。
お肉は中心部まで十分に加熱しましょう!
- 食中毒の原因となる病原体は肉や内臓(レバーなど)の内部にまで入り込んでいることがあります。中心部の色が完全に変わるまで十分に加熱しましょう(75℃1分間以上)。
- お肉を焼く時は、専用のはしやトングを使い、食べるためのはしで生のお肉に触れないようにしましょう。
- ハンバーグ・つくねなどの挽肉料理は、くしで刺して出てくる肉汁が透明になるまで、中心部の色が褐色に変わるまで加熱してください。
- お肉の調理に使用した包丁やまな板などの器具類は、使用するたびに、洗浄消毒しましょう。
加熱不十分な鶏肉
十分に加熱された鶏肉
「新鮮だから安全」ではありません
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