三村区長が「えほんpicnic実行委員会」さんを訪問しました

　令和5年2月14日（火曜日）に、三村区長が「えほんpicnic実行委員会」さんを訪問しました。

　「えほんpicnic」は、靱公園で絵本の貸出しや、ワークショップ、マルシェなどを実施し、絵本を通じて人と人が顔見知りとなるきっかけをつくる交流イベントで、平成23年より開催されています。昨年10月にも靱公園で開催されたほか、今年の2月12日（日曜日）には、三菱UFJ銀行大阪ビルギャラリーラウンジにて、絵本の貸出や読み聞かせのスピンオフイベントも開催されています。

　今回は、「えほんpicnic実行委員会」さんのミーティングに区長が訪問し、メンバーの方の「えほんpicnic」に対する想いや、今年の活動内容等を聞かせていただくとともに、区長とメンバーの方との意見交換を行いました。

　メンバーの方が全員ボランティアとして参加している「えほんpicnic実行委員会」さんですが、ミーティングでは毎回「えほんpicnic」の目的やイベントコンセプトを読み上げることから始められており、それらをメンバーで共有しつつ、大切にしながらイベントを作っていこうという想いが伝わってきました。

　「えほんpicnic」の立ち上げから10年以上イベントに関わってきた櫻井代表より、「えほんpicnic」で大切にされている3つのこととして、来場者の方や協賛企業さんなど、自分以外の視点を持つこと、時間や資金などの制限がある中でも「いいもの」を作ることにこだわること、そして、常に変えていく、常にいいものにしていくこと、というお話があり、みなさんでより良いイベントにするために前向きに取り組まれています。

　 また、自分たちが笑顔になれる活動をすることが、参加者が笑顔になるイベント作りにつながるという活動方針をかかげられています。

　地域の店舗と地域住民のつながりのきっかけづくりになればとの想いで、2020年より実施されている「えほんpicnic」事業の一環である地域貢献活動の「かえっこえほん わらしべmethod」についてお聞きしました。西区内の参加店舗にいけば、家にある絵本と店舗の絵本を交換できるというもので、今後はこれまで以上に西区内での浸透をめざされるとのことです。

　西区役所ではこれまでも地域活動を支援して参りましたが、三村区政ではさらに力点をおいて取り組んでいきます。

　「えほんpicnic」は西区の魅力向上につながるイベントの一つであり、今後も靱公園でのイベント開催を中心に実施されるとお聞きしています。西区役所としても、西区の貴重な地域資源である「公園」を活用した賑わいづくりを中心に、区民の皆さんが相互に交流される機会を増やし、人と人との結びつきを強化する取組みをすすめてまいります。