令和5年度西淀川区運営方針

　運営方針は「施策の選択と集中」の全体像を示す方針として毎年度策定しているものであり、区将来ビジョンの単年度のアクションプランにもなっています。

「活気があり、笑顔にあふれ、常に進化するまち」
（もっと住みたい、もっと事業したいまちへ）

　地域のつながり意識を醸成し、住民同士や事業者間の連携を強化することで、子育てしやすく安全・安心できれいなまちづくりを実現させ、まちに更に活気が出るように区の魅力向上を図る。区民の皆様と課題を共有しさまざまな面で更なる進化を目指し、「住むなら西淀川」と言われるようなまちづくりを進める。

　次の5つを柱とし、住民同士や事業者間のつながりを大切に、地域が主体的に活動できるように支援する。高齢化・人口減少が見込まれるなかで、地域活性化のために区民や事業者等の新たなつながりの創出や更なる連携強化を図り、様々な活動主体と協働してまちの魅力を向上する。

【主な戦略】

• 民間企業等との連携協定や共創による取組みを推進し、地域の活性化、魅力創出を図る。
• まちの魅力を様々な媒体を活用して内外に発信する。
• 区公式LINEなどの情報量や質の充実を図り、幅広い世代に効果的な情報発信を行う。
• 事業者との連携協定や共創によるスマホ教室を実施するなど、デジタルデバイドの解消を図る。

【主な戦略】

• 学習言語としての日本語の習得が十分ではない外国につながる児童生徒が小・中学校でよりよい教育を受けるための学校への支援を実施するとともに、小学校へのスムーズな就学や高校進学を志す生徒への支援を行う。
• 子育て支援事業を実施することで、子育て支援の担い手を増やし、こども食堂等の地域の子育て資源の連携を強め、地域での子育てを支援するとともに、地域の子育てイベント情報を集約したWEBの利便性を向上させ、孤独な子育てに陥りがちな世帯に向け役立つ情報を発信する。
• 区PTA協議会等の協力により、模試を実施するなど、学校教育を支援する。
• 児童虐待や子育て相談について、関係機関と密な連携を図りながら、継続的かつきめ細かい支援を行う。

【主な戦略】

• 地域活動協議会の自立運営に向けて、各地域ごとの課題解決に向けたさらなる支援を実施する。
• 区民まつりやスポーツ大会等を開催し区民同士のコミュニティの活性化を推進する。
• 地域の担い手となる人材の確保について、地域とともに検討し活動のPRを行うなど、実行できるものから順次取組む。　
• 区内企業等のネットワークを構築し、地域とともに防災などの問題解決に取組むことで、地域コミュニティの醸成につなげる。

【主な戦略】

〈災害への備えの強化〉

• 小中学生対象の防災教育プログラムの拡充、地域・学校・企業等が連携した防災訓練等の実施により、若年層・企業等の防災の関わりの強化
• 女性視点を反映した備蓄物資の配備充実や避難所開設運営訓練の実施により、女性視点での防災取組みの促進
• 地域や福祉医療専門職と連携した個別避難計画作成推進

〈環境美化〉

• ごみのない、きれいなまちづくりをめざすため、ごみ拾いアプリの活用など、多くの方が、気軽に美化に取り組める仕組みづくりを進める。
• 区民の美化意識を醸成するため、区内の様々な所で一斉清掃できる機会をつくる。（公園、歌島橋交差点地下歩道等）

【主な戦略】

• 地域で日常的・継続的に見守り活動ができる仕組み(見守りネット倶楽部）や、地域との関わりが少ない外国籍の方等へ生活に関する情報提供を行うボランティアを募る仕組み（ウェルカムバンク）、地域のちょっとした困りごとなどを気軽にお手伝いできる人を募る仕組み（ちょこっと♡助っ人ポイント）等をPRすることでそれらの担い手を増やし、より一層広げること等で、身近な所で相談できる仕組みを充実させる。
• 地域包括支援センター、ブランチ、基幹相談支援センター、民生委員・児童委員など異なる分野の関係機関が学習会・連絡会などを通じて情報を共有する。
• 少人数規模の研修を複数回実施することにより区役所職員の「気づく力」を向上させる。

令和3年度西淀川区運営方針（WARPに外部リンク）

令和2年度西淀川区運営方針（WARPに外部リンク）

平成31年度西淀川区運営方針（WARPに外部リンク）

平成30年度西淀川区運営方針（WARPに外部リンク）