令和7年度PTA・社会教育関係団体対象学習会助成事業を実施します

　PTAをはじめとする社会教育関係団体や生涯学習を目的とする団体・グループが、区役所と協働して人権や家庭教育に関する学習会を実施する場合に、区役所が講師謝礼等の一部を負担する事業です。

　日常的に自主的な活動をしている次のような団体・グループが、人権や家庭教育に関する学習会を行う場合が対象となります。

• 西淀川区内の幼稚園や学校の単位・合同PTA
• 西淀川区内において生涯学習や社会教育に関する活動を行っている団体・グループ

※いくつかの団体・グループが合同で実施する学習会も助成対象となります。

　令和7年7月1日～令和8年2月28日に行う事業であること

• 1回1時間以上であること

• 団体・グループの会員を対象とすること（※20人以上で開催してください）

※次のような活動は、助成の対象となりません。

• 特定の政党や、その他の政治団体の利害に関する活動（公の選挙にかかわって特定の候補者を支持したり反対したりする活動など）
• 特定の宗教の普及を目的とした活動（教義内容の学習会など）
• 営利目的で行われる活動（材料費などの実費以外の受講料を参加者から徴収する活動）
• 公序良俗を乱すおそれのある活動
• 幼稚園や学校等の園児・児童・生徒が、授業又は保育時間中に参加するもの
• その他、事業趣旨にふさわしくない活動

1　人権に関する内容

　子ども・女性・障がいのある人・外国籍住民・高齢者など、社会的に不利な立場になりやすい人々をとりまく人権の課題、同和問題、平和・環境問題、個人情報の保護などについて

　（例） 

• 身元調査と個人情報の保護、多文化共生社会の理解
• 「虐待」「いじめ」など、子どもをとりまく人権の課題
• 男女共同参画社会について、女性をめぐる社会制度と法律
• 障がいのある人も暮らしやすいユニバーサルデザインのまちづくり
• お互いの人権を尊重しあう人間関係づくり、コミュニケーショントレーニング

2　家庭教育に関する内容

　家庭教育や子育てについて学ぶ機会となる内容の学習や、今日の子どもたちをめぐる様々な課題への対応を学ぶ学習など。（家庭教育に関する学習会は1団体・グループにつき2回までとしてください）

　（例） 

• 思春期の子育て～思春期の子どもたちのこころ・からだ～
• 親子で学ぶ防犯教室～地域安全マップづくり～
• 子どもの事故と病気、応急処置について
• 子どもの自尊感情を育てるほめ方・しかり方
• 子どもと読書～読み聞かせの重要性～
• 子どもの睡眠と食事について、歯の健康について

報奨金：講師に対する謝礼金および一時保育謝礼

※  1団体・グループが2回以上、助成を受けることも可能ですが、1団体あたり20,000円までの助成となります。

※  各団体等から提出された各種書類について区役所で審査を行い、助成の可否、及び助成額を決定します。当事業は、あくまで講師謝礼の一部助成事業であり、必ずしも申請どおりの額が助成されるとは限りませんので、あらかじめご了承ください。

※ 大阪市職員、主催団体・グループの会員が講師を務める場合は、助成対象とはなりません。

※ 大阪市の他の助成対象となっている場合は、助成対象とはなりません。

※ 一時保育とは、保護者が安心して学習することができるよう、講座の時間中、子どもを別室で保育ボランティアグループのメンバーに預けることをいいます。活用する場合は、保育ボランティアグループに依頼し、保育場所も確保してください。

1.  座談会形式である学習会の講師や、複数の講師への謝礼金は、基準額の8割以内の額とします。また、講師補佐（助手）については、基準額の5割以内の額とします。

2．講師が同一内容の講義等を2回以上行う場合、2回目以降の謝礼金は減額となります。

3.  講義時間の1時間に満たない部分については講義1時間当たりの単価をその講義時間を60で除したもので乗じた金額とします。（例えば30分の場合30／60で単価の2分の1）。ただし100円未満の端数を生じた場合には100円未満は四捨五入します。

4．講師の区分は、当該講師の業績、著名度、他の講師との均衡などを考慮して、個々に区役所が決定します。「講師等プロフィール（様式4）」  （プロフィールや講演履歴等を添付）を提出してください。

5．謝礼金の手取額は、原則として所得税10.21％を差し引いた額になり、講師の口座に振り込まれます。

6．学習会及び一時保育に関わる部屋の使用料は助成対象外です。

7．保育については、乳児おおむね三人につき保育者一人分、満一歳以上満三歳に満たない幼児おおむね六人につき保育者一人分、満三歳以上満四歳に満たない幼児おおむね二十人につき保育者一人分、満四歳以上の幼児おおむね三十人につき保育者一人分の金額を限度額とします。

（参考）助成の一例

　　大学教授と講師補佐（准教授）に1時間の学習会を頼んだ場合

　　・教授分（講師）　＠7,100×1h＝7,100円

　　・准教授分（講師補佐）＠6,200×0.5×1h＝3,100円（講師補佐の謝礼金は基準の半額以内）

　　合計：10,200円

1．年間の実施計画書（様式1）、主催団体プロフィール（様式2）の提出

• 提出締切日　令和7年6月30日（月曜日）
• 主催団体プロフィール：定款、規約、会則他、区役所が必要と認める書類を添付

2．実施申請書等の提出（学習会1回ごとに申請書等を提出してください）

　学習会を実施する1か月前までに「実施申請書」（様式3）、「講師等プロフィール」（様式4）の提出

• 提出締切日：学習会を実施する1か月前まで（厳守）（助成金の事務処理に日数がかかります）
• 講師等プロフィール：講師の実績の詳細がわかる資料（プロフィール、講演履歴等書類を添付）

　※助成額等について、区役所より連絡します。

　※「実施申請書」提出後に、やむを得ず講師や日時の変更があった場合は、必ず速やかに西淀川区役所地域支援課にご連絡いただくとともに、「実施報告書」（様式5）に講師、日時の変更事項を記載し提出してください。

3．学習会の実施　※参加者アンケートの実施が必要です。　

4．実施報告書等の提出

　学習会終了後、すみやか（概ね一週間以内）に「実施報告書」（様式5）、学習内容がわかる書類（当日配付資料や周知ちらし等）、当日の様子がわかる資料（写真等）、保育に係る補助金を申請した場合は当日の保育の様子がわかる資料（写真等）、参加者アンケート結果（様式自由）、請求書を西淀川区役所地域支援課へ提出してください。

5．謝礼金の支払い

　実施報告書、請求書に基づき、請求内容を審査し、大阪市から講師等に対する謝礼および一時保育謝礼を指定の口座に直接振り込みます。　

6．その他

　詳細は、事業要項をご覧ください。　　　　　　　　

• いくつかのPTAなどが合同で実施する学習会も助成の対象となります。
• 講演会、シンポジウム以外の形式でも助成を受けることが可能な場合があります。（ワークショップ、講演とイベントの複合事業など）
• 本市が、事業実施にあたり知り得た個人情報については、個人情報保護法及び大阪市個人情報保護条例に則り、厳正に取り扱います。各団体・グループにつきましても、個人情報の適切な取り扱いをお願いいたします。
• 6月30日以降に計画した学習会への助成の審査は、先着順で受け付けます（西淀川区の学習会助成事業予算の範囲内で実施できるものに限ります。予算に達した時点で受付を終了します）。実施1か月前までに実施申請が必要となります。詳細は下記問合せ先までお問い合わせください。

西淀川区役所地域支援課（大阪市西淀川区御幣島1－2－10）

電話：06－6478－9743　ファックス：06－6478－5979