救急活動協力者への感謝状の贈呈
2023年12月22日
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救急活動協力者への感謝状の贈呈
表彰内容
令和5年9月、中央区にあるSARASAHOTEL心斎橋において、急病で意識を失い心肺停止状態となった宿泊客の男性に対して救命活動を実施し、男性の命を救った当ホテル従業員の神下優依さんに中央消防署長から感謝状が贈呈されました。
左から、神下氏、中脇署長
救命活動内容
神下さんが勤務中、宿泊客から連絡を受けて客室に向かったところ、ベッド上で意識のない男性が同伴客から胸骨圧迫を受けていました。
119番通報を実施し、指令情報センターから口頭指導を受けながら、指示どおり同伴客と協力して男性をベッドから床に移動させ、救急隊が到着するまでの間、胸骨圧迫を行った結果、救急隊が到着後に心拍と呼吸が回復しています。なお、10月に男性は回復し病院から退院されています。
神下さんのコメント
神下さんは、応急手当に関しては自動車教習所で応急救護講習を習った程度でしたが、お客様を救わなければと勇気を出して行動されたそうです。指令情報センターから的確な指導があったので、安心して胸骨圧迫が実施できたとのことでした。
後日、男性の家族がホテルに来られ、感謝の言葉を頂いたことが嬉しかったと仰っていました。
中央消防署からのお願い
今回は神下さんの勇気ある行動により一人の尊い命が救われたことに署員一同、深く感謝申し上げます。
このような状況でとっさに対応することは難しいですが、普段から普通救命講習を受講していれば目の前の命を救えます。
皆さんも普通救命講習を受講しませんか
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