冷静かつ迅速な対応で火災拡大を阻止！

　株式会社ユニオンアルファの社員である大滝さんと井田さんは、仕事で待ち合わせをしていたところ、正面の建物から自動火災報知設備の鳴動と2階部分からの白煙を発見し、状況確認のため内部を確認しました。建物内で、内在品が燃えていたため、すぐさま近くのコンビニに駆け込み、水バケツを借用して初期消火し、同時に119番通報を行ったことにより、被害を最小限に抑えることができました。

　大滝さんと井田さんの勇気ある迅速な対応の功績を称え、署長表彰を行いました。

※この火災による死傷者等は発生しておりません。

　大滝さん「煙が2階からかなり出ていたので、2階からの火災かと当初思いました。扉を開けると膝から腰あたりまでの高さの炎が見えました。この状況であれば初期消火が可能だと判断し、近くの店舗へ状況を説明しバケツに一杯の水をくみ火元にかけると消火する事ができました。大きな火災にならず良かったです。」

　井田さん「大滝さんが冷静に判断し指示をくれたので対応することができました。店舗は電気も消えており、お客さんが入っているような状況ではないと思いましたが、もしかしたら扉が開くのではと思い開けました。結果として、火元を確認でき消火活動に繋げる事が出来て良かったです。」

　今回火災が発生した場所は、建物の構造上、初動対応が遅れると被害が大きくなる可能性の高い場所でした。しかし、大滝さんと井田さんが冷静に状況を判断し、迅速に対応していただいたおかげで、被害を最小限に食い止めることができました。お二人の勇敢な行動に心より感謝申し上げます。