東住吉消防署の概要

　当区は大阪市の南部に位置し、東は平野区、西は阿倍野区、南は大和川をはさんで松原市に隣接し、北は生野区に接した東西約2．8km、南北約6．4kmの細長い地形を有しており、区域の面積は9．75平方キロメートルで、大阪市で8番目の広さをもつ行政区域です。区域の約90％は閑静な住宅区域となっています。

区域の交通網はJR阪和線、近鉄南大阪線、地下鉄谷町線があり、駅付近は商業区域として発展しており、駒川商店街は大阪市内でも有数の商店街として知られています。

区内の中心部には区役所、消防署、警察署等の官公署があり、地域連帯感を醸成する拠点としての老人福祉センター、東住吉会館、図書館を併設した総合センターもあり、早川福祉会館、平野土地区画整理記念会館等では、自主的なグループサークル活動が積極的に行われています。

北東部にある東部市場は大阪南部における食品流通の拠点として大きな役割を果たしています。南西部には市内第3位の大公園である長居公園があり、園内には、国際スポーツイベントの会場、世界的規模の長居競技場、球技場、テニスコート、屋内（温水）・屋外プール、さらには世界的水準にある長居障害者スポーツセンター等の各種体育施設、そして、郷土の森・植物園・自然史博物館・花と緑と自然の情報センターがあり、文化とスポーツの憩いの場として、花と緑あふれる場として、多くの市民から親しまれています。

　このような区の情勢の東住吉消防署は、北田辺・杭全・矢田出張所を配置し、署員が一丸となって、市民が安心して暮らせる「災害のない安全なまち」「災害に強いまち」をめざしています。