ガストーチバーナーが原因の火災が発生しています

　ガストーチバーナーは、可燃性ガスを使用しノズルの先端から高温の炎を噴出させる器具です。食品を炙る際やバーベキュー等で炭の焚き付けを行う際に便利であり、多くの方に使用されていますが、このガストーチバーナーが原因の火災が増えています。必ず商品の取扱説明書をよく確認し、使用してください。

 　以下の画像をクリックすると、ガストーチバーナーを使用する際の注意点についての動画をご視聴いただけます。（実際に炎が上がる様子もご覧いただけます）

　海外製のガストーチバーナーは日本製に比べ安価なものが多く、インターネット上で手軽に購入できるため使用される方も多いと思いますが、独立行政法人 製品評価技術基盤機構（NITE)によると、海外製のガストーチバーナーには取扱説明書が日本語で書かれていないものや、通常有すべき安全性を欠いているものもあり、火災事故が発生しているというデータがあります。取り扱いには十分注意してください。海外製ガストーチバーナーの火災事故についてはリンク先をご覧ください→「独立行政法人 製品評価技術基盤機構WEBページ」

　トーチとボンベをしっかりと接続し、ガスが漏れていないか、匂いを確認し、トーチとボンベの接続部に耳を近づけ、ガスが漏れていないか音でも確認してください。

　大きく傾けて使用すると、ガスが異常燃焼する製品もあるため、取扱説明書をよく確認したうえ使用しましょう。

　明るい場所では、火が確実に消えているかどうか判断しにくいため、保管する際はトーチとボンベを分離させるなど安全の対策を取りましょう。

　火災が発生した場合は消火器を使用してください。また、消火のいかんに関わらず119番通報していただき、火災が発生したことを消防に報告してください。

　以下のバナーをクリックすると、消火器の使用方法について動画をご視聴いただけます。