消防士さんの1日を見てみよう!
2025年6月5日
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消防署の仕事内容
消防署員の仕事は火事の時に火を消しに行くだけではありません。
大きく『隔日勤務』と『毎日勤務』に分かれています。
隔日勤務とは午前9時から翌日の午前9時まで働き、土日祝日関係なく交代で勤務し、
- 火を消す『消火隊』
- 人を助ける『救助隊』
- ケガ人や病人を病院まで搬送する『救急隊』
- 高い所の火を消したり、取り残された人を助ける『はしご隊』
- 災害現場で、全体の指揮をする『指揮隊』
毎日勤務とは午前9時から午後5時30分まで働き、平日に勤務し、
- 火事の発生を予防する『予防担当』
- 地域の防災訓練や防災についての講話などを行う『地域担当』
- 署員の勤務状況、署の設備や車を管理する『管理担当』


24時間勤務で災害に備えます
隔日勤務は火事や急病人が発生した際に現場に駆け付ける担当で、24時間365日いつ災害が発生しても対応できるように備えています。平野消防署隔日勤務職員の24時間の仕事内容を見ていきましょう!
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勤務時間は午前9時から翌日の午前9時まで

午前9時 出場訓練・使用前点検
1日の始まりは出場訓練です。現場に行く時の服や装備を身に着けて1秒でも早く現場に行ける訓練をします。
その後、自分たちが現場で使用する資器材がきちんと使用できるかチェックします。




午前10時 訓練
隊ごとに様々な災害に対応するために訓練を行います。








午後0時15分 休憩
午後0時15分から午後1時までお昼の休憩時間です。
お昼ご飯を食べ、休憩します。

午後1時 ミーティング
隊ごとに、引き継いだ事項や注意点、前日の災害発生状況など全員に共有します。


午後1時30分 夕食作り
24時間働くため、みんなで夕食を作ります。



午後2時 立入検査・届出受理・調査
店舗や事務所などへ立入検査を行い、消防用設備等(消火器や誘導灯など)がきちんと使用できる状態になっているか、火事の発生の危険性がないかを確認したり、火事が発生した時の活動する経路を確認したりします。
火を消す時に使う、消火栓がきちんと使用できるか調査に行ったり、消防車が通りやすい道や災害現場に早く到着できる道を確認しに行ったりします。
業務がない日には、隊ごとに訓練を行います。



午後5時30分 休憩
午後5時30分から午後6時15分まで休憩時間です。
夕食を食べたり、お風呂に入ったりし、夜の勤務に備えます。お風呂に入っている間も災害が発生すれば、すぐに服を着替えて災害現場に向かいます。

午後6時15分 事務処理・自己研鑽・トレーニング
その日に行った立入検査の結果や出場した災害現場の活動状況、火事が起きた原因を調査した結果の書類の作成などを行います。
また、地図を見て管内の消火栓や防火水槽、目標となるもの、消防車や救急車が通れる道、通れない道を確認したり、現場での活動方法の勉強もしています。
事務処理や訓練の合間に筋肉トレーニングを行い、人を助けるために体を鍛えています。



午後11時から翌日午前6時 仮眠
災害現場への出場指令がなければ次に発生する災害に備えて体を休めます。仮眠中でも災害が発生すれば、すぐに起きて災害現場に向かいます。


午前6時 朝食・清掃
起床後、朝食を食べます。消防署での朝食は、すぐに食べられるうどんやラーメン、そばなどの麺類が主流です。
朝食後、全員で庁舎の清掃を行います。


午前8時30分 車両や資器材の清掃
勤務中使用した車両を清掃したり、資器材を手入れしたりします。
その後、9時から勤務する隊員に、発生した災害現場のことや注意点を引き継ぎます。



午前9時 交代
家に帰り、翌日の勤務に備えて一日体を休めます。

隔日勤務の勤務形態一例
当務・・・勤務する日
非番・・・勤務する日の翌日
休日・・・休みの日


服装一覧
消火隊の活動服です。
消火隊が現場に行く時に着る防火服装です。
救助隊服装です。
救助隊が現場に行く時に着る防火服装です。
救急隊服装です。
救急隊が現場に行く時に着る感染防止衣です。
毎日勤務職員の夏用の正規の服装です。
毎日勤務職員の男性用の冬用の正規の服装です。
毎日勤務職員の女性用の冬用の正規の服装です。
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