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昭和と令和では暑さが違います!

2025年7月22日

ページ番号:656421

熱中症とは

 熱中症は、熱により身体の水分と塩分のバランスがくずれたり、体の調整機能が正常に働かなくなることが原因で発症します。

熱中症にならないために気を付けること

こまめな水分、塩分補給

のどが渇いたと感じる前に水分をとりましょう。塩分も適切に補えるスポーツドリンクやカフェインの少ない麦茶などがおすすめです。

※スポーツドリンクの中には糖分が高いものもありますので、飲みすぎには注意しましょう。

※経口補水液は脱水症状がある場合には最適ですが、熱中症の予防として飲むには不向きです。

コップに入った水の絵
スポーツ飲料の絵
塩分タブレットの絵

屋内の場合、扇風機やエアコンの使用

屋外だけでなく、屋内でも熱中症になります。扇風機やエアコンを適切に使用し、電気代より命を大切にしてください。

扇風機の絵
エアコンの絵
令和6年大阪市の熱中症による救急搬送人員の発生場所分類グラフ

令和6年大阪市内の熱中症による救急搬送人員の発生場所

日陰で作業する

屋外で作業をする場合、なるべく直射日光のあたらない日陰で行いましょう。

日傘や帽子を活用

日傘や帽子を使い、頭に直射日光が直接当たらないようにしましょう。

日傘の絵
帽子の絵

冷却グッズを使用

市販の冷却グッズを活用し、体を冷やしましょう。首、手首、足首、わきの下、太ももの付け根、手のひらを冷やすと効果的です。

袋に入った氷の絵
ネッククーラーの絵
手持ち扇風機の絵

衣服で調整

通気性、吸湿性、速乾性の良い服や下着を選びましょう。

地面からの照り返し

大人より地面に近い子どもや幼児は、地面からの照り返しにより暑くなりやすいので注意しましょう。

地面からの照り返しの図

チャイルドシート

チャイルドシートは大切な赤ちゃんを守るために何層にもガードが重なっているため熱がこもります。赤ちゃんは大人と比べて体温が高く、体温調整もうまくできないため、こまめにチェックしてあげましょう。

熱中症(特別)警戒アラート発表時には外出を控える

気温が暑くなり、熱中症の危険性が高くなると、環境省から「熱中症(特別)警戒アラート」が発表されます。不要不急の外出は控えましょう。

健康管理を意識

日頃から適度な運動や適切な食事を心がけ、しっかりと睡眠をとり、暑さに負けない体力をつけましょう。

熱中症かも?!

熱中症は最悪の場合、死に至ります。

熱中症の症状が起こる前にきちんと予防策をとりましょう。

熱中症の初期症状

  • めまい、立ちくらみがする
  • 筋肉が痛い、こむら返りがある
  • 汗をふいてもふいても出てくる

対策

  • 涼しい場所に避難しましょう
  • 衣服をゆるめ、体を冷やしましょう
  • 水分・塩分を補給しましょう

熱中症の中期症状

  • 頭が痛い
  • 吐き気がする、吐く
  • 体がだるい、倦怠感がある

対策

  • 涼しい場所に避難しましょう
  • 衣服をゆるめ、体を冷やしましょう
  • 水分、塩分を補給しましょう
  • 足を高くして休みましょう
  • 自分で水分を取れなければ、すぐに病院へ行きましょう

熱中症の後期症状

  • 意識がない
  • 体にひきつけが起こる、けいれんしている
  • 呼びかけに対し返事がおかしい
  • まっすぐに歩けない、走れない
  • 体温が高い

対策

  • すぐに119番通報をし、救急車を要請しましょう
  • 氷や水で、首、わきの下、足の付け根などを冷やしましょう
  • 呼吸をしていない場合は、胸骨圧迫(心臓マッサージ)を行い、AEDを使用しましょう

平均気温の違い

昭和6年(1931年)の大阪府の平均気温
 月 123456789101112
日平均4.84.67.912.617.222.424.027.824.316.712.97.8
最高気温14.015.521.423.225.830.932.935.633.226.923.417.5
最低気温-4.0-1.6-1.82.47.212.418.219.413.75.51.7-0.4
令和6年(2024年)の大阪府の平均気温
 月 123456789101112
日平均7.18.49.517.819.423.929.630.428.622.115.18.6
最高気温14.419.723.027.129.034.136.638.336.131.724.419.0
最低気温0.12.00.76.99.815.321.323.821.613.86.92.2

微強調:昭和より2度以上気温が高いもの

強調:昭和より3度以上気温が高いもの

※国土交通省気象庁データ参照

注意点

清涼飲料水ケトアシドーシス(ペットボトル症候群)

 糖分を含む飲料を大量に飲み続けたり、糖分の多い食品の大量摂食によっておこる急性の糖尿病。

高血糖によって引き起こされる喉の渇きを糖分を含む飲料で癒そうとして糖分を含む飲料を飲むと高血糖で喉が渇く悪循環につながります。

症状:のどの渇き、倦怠感、体重の急激な減少など。重篤な場合は多尿、嘔吐、腹痛、意識混濁、昏睡から死亡に至ることがある。


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〒547-0031 大阪市平野区平野南1丁目2番9号

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ファックス:06-6790-8101

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