港消防署の沿革・出張所の紹介

港区がまだ西区であった大正13年7月(1924年)に西消防署第2分署が夕凪町2丁目に開庁した。

大正14年(1925年)に港区が西区から分区したことに伴い、大正15年7月1日に港消防署と改名した。この時の管轄区域は、市岡・築港はもとより九条・三軒家・泉尾の広範囲に及んでいた。

昭和9年9月1日(1934年)の第1室戸台風で大打撃を受けた木造の官公庁舎鉄筋化計画により、昭和12年9月20日(1937年)高尾町1丁目1番5号(現在の市岡1丁目)元消防練習所跡地に鉄筋3階建の港消防署が竣工、同年10月1日から業務開始する。

昭和20年6月20日(1945年)戦時消防体制統括のため、西・港・大正の3署を統合した臨港消防署が大正通6丁目146(現在の大正消防署泉尾出張所)に竣工。港消防署は、市岡出張所と改称。

昭和23年3月7日（1948年）自治体消防発足に伴い大阪市港消防署となる。

昭和29年9月(1954年)田中出張所を現在の田中2丁目14番に開所する。

平成5年5月(1993年)現在の弁天1丁目4番に港消防署移転、業務開始する。

平成11年7月(1999年)田中出張所、現庁舎竣工。同年業務開始する。