立体駐車場火災を防ぐために!!
2024年1月29日
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神奈川県厚木市で発生した自走式の立体駐車場の火災においては、2階に駐車していた車両から出火し、人的被害はなかったものの、駐車場建屋1棟及び車両153台が焼損するという大きな物的被害が生じました。また、海外の自走式の立体駐車場の火災では、更に多数の車両が焼損し、駐車場の一部が崩落した火災も発生しています。
自走式の立体駐車場は、車両と車両の間隔が狭く車両と駐車場建屋が近接するため、火災が発生した際に多くの車両が燃えてしまい、大きな被害に生じてしまうおそれがあります。
予期せぬところから、車体の液が漏れ高温部分に触れると火災が発生するおそれがあります。
自走式の立体駐車場を管理する皆さま
消防計画を再確認!
消防計画等において、駐車場部分から出火した場合の消火活動、通報連絡及び避難誘導に関する事項が具体的に記載されているか確認し、記載されていない場合は追記すること。
・駐車場火災を想定した消防訓練と定期な巡回、監視体制の強化!
消防訓練をするにあたってのポイント
・駐車場部分の自動火災報知設備が作動した場合、迅速に受信機を確認できる監視体制について確認すること。
・現場確認時に火煙を確認した時点で、現場確認者が迅速に119番通報し、駐車場内で車が燃えていることを確実に伝えること。
・ 移動式粉末消火設備等の位置を確認するとともに、当該設備を使用した初期消火の要領を教育すること。
・ 駐車場の利用者に対し、避難誘導を行うとともに、駐車場内への進入を制止すること。
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