中学生による職場体験学習
2025年12月16日
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大阪市立港南中学校の生徒が職場体験に来ました!
気温もめっきり下がり、まもなく師走を迎える前の、令和7年11月27日(木)・28日(金)の2日間、港区内の大阪市立港南中学校2年生4名が職場体験学習に来てくれました。
2日の研修期間の内2日目は、残念ながら1名が体調不良から参加できませんでしたが、1日目は全員が揃っての参加ができました。

警防担当への自己紹介、ミーティング参加

出場訓練・使用前点検を見学
1日目。署長、副署長へのあいさつ、警防担当職員へのあいさつと体操から研修が始まりました。
出場訓練の見学、消防車両、救急車両、消防署施設内の見学を行いました。
消火隊指導による、ホース延長、収容、放水訓練。救助隊による、救助車両、救助資器材の説明、空気呼吸器の着装、生体で搬送訓練を実施しました。
また、消火器による初期消火訓練、ロープ結索の訓練も行いました。
昼からのはしご車の搭乗体験は、訓練開始直前、はしご車とペアー運用している特殊車両の災害指令があり、体験できませんでしたが、残ったはしご車の諸元や機能などの説明、運転席への乗車体験を行いました。

消火器のによる初期消火訓練のようす

消火隊からホース延長方法の説明を受ける
2日目は、予防業務、消防の仕事などの座学研修の後、研修生を視察に来られた、中学校の担任4名と火災実験の見学、トラッキング現象など電気火災、可燃性ガス火災の怖さや対策を学びました。
磯路中央公園の可搬式ポンプ庫の見学では、可搬式ポンプのエンジンを始動、備蓄資器材の説明を地域担当から受け、震災時の対応や対策方法を学びました。
昼からの普通救命講習では、心肺蘇生法、AEDの取り扱い方法を受講、日常生活における、救命処置の方法、異物除去や回復体位のやり方など、命の大切さを学びました。

ホース延長・収容・放水

消火隊の指導

レスキュー車両資器材説明

人命検索・搬送訓練
公務のため長居署長に代わって上村副署長より、「今回の研修で最も印象に残っていることは何か」とだずねたところ、「AEDによる心肺蘇生法の訓練」や「ホース延長と放水訓練」であると答えていました。
担当者から質問すると、「消防の仕事を理解できました!」「夏以外なら消防士の仕事もいいなあと思います。」などと素直に感想を述べていました。
体験された中学生のみなさん、2日間の研修、本当にお疲れ様でした。今後のご活躍を、港消防署署員一同、これからも応援しています。

消防・予防業務・火災実験

担任の先生も見学!

普通救命講習






