消防協力者の方へ市長表彰状を贈呈しました。
2024年7月10日
ページ番号:630679
消防協力者の方へ市長表彰状を贈呈しました。
消防協力者
小松 勇貴 様
表彰内容
令和6年6月に西区にて発生した共同住宅火災に際し、帰社途上だった小松さんは、共同住宅から白煙が出ているのを発見し、建物へ向かいました。
建物に到着後、マンションの住人から煙が出ている部屋の階を聴取し、119番通報を依頼。目的の階に到着するも、部屋を特定することができなかったため、仕事で使用している革手袋を装着し、1室ずつ扉を触って熱気を確認しました。すると、明らかに熱気を感じる扉を発見。開錠状態であったため、部屋の中を確認しました。
室内はすでに黒煙が充満し、視界は2m先が見える程度でした。小松さんが声をかけると火元住人の声がしたため、下のほうを見ると住人の足が見えたため、足を掴んでマンションの共用廊下の安全な場所まで救出しました。
その後、複数の消火器を用いて初期消火を行い、住人を1階のエントランスまで運び出したところで、救急隊及び消防隊が到着したため、住人を救急隊に引き渡した後、消防隊に状況を説明し、現場を引継ぎました。
火災を早期発見し、濃煙熱気の中、自身の危険も顧みず火元住人を救出したうえ、消火器を用いて初期消火を実施した小松さんの活動は、尊い人命の救助及び火災の被害軽減に大きく貢献されました。
西消防署一同、心より感謝申し上げます。
今後とも「災害に強いまち、安全な都市」の実現にご協力お願いいたします。
初期消火、救出活動及び通報の依頼まで実施していただいた小松さん(中央)