西成消防署の生い立ち

西成消防署の生い立ち

　大正14年、大阪市の第2次市域拡張に伴い、西成区が誕生したことにより、消防業務は南消防署が西成区、住吉区を含めた広域を管轄した。その後西成区、住吉区内には大小工場、飛田遊郭、住吉新地等が繁栄、一方、一般住宅も逐年増加し、西成区に消防署を新設する必要が生じた。

 

◇昭和5．4　    大阪府今宮消防署を大阪府南消防署から分離して、西成区海道町                 　　　　　　 　 10番地に開設、西成区と住吉区を管轄した。

◇昭和9． 3　　 津守出張所を西成区津守町東5丁目48番地に開所

◇昭和18. 12　  大阪府今宮消防署を大阪府西成消防署と改称

◇昭和19．2　   大阪府住吉消防署新設により、管轄区域のうち住吉区を分離

◇昭和20．6　   大阪府西成消防署を廃止し、大阪府阪南消防署に合併、旧西成消防署を　　　　　　　

　　　　　　　  　　　今宮出張所と改称

◇昭和21．3　   大阪府阪南消防署を大阪府阿倍野消防署と改称

◇昭和23．2　   大阪府阿倍野消防署から分離し、再び大阪府西成消防署を開署

◇昭和23．3　   消防組織法施行により大阪市消防局が設置され、自治体消防が発足、

　　　　　　　　　　　大阪市西成消防署となる

◇昭和25．8　   辰巳通臨時出張所を辰巳通り1丁目14番地に開所

◇昭和28．3　   本署新庁舎を西成区東皿池町5番地に竣工

　　　　　　　 　　 　旧本署を今池出張所と改称、辰巳通臨時出張所を廃止する

◇昭和35. 12　  津守出張所改築工事完工

◇昭和40．5　   東皿池町、西成消防署南側へ公舎竣工

◇昭和40. 12　  今池出張所を廃し、同地に新庁舎を竣工、海道出張所と改称し事務開始

◇昭和44．4　   西成消防署別館改築

◇昭和52．3　   海道出張所増築

◇昭和54．5　   西成消防署本署に訓練塔建設

◇昭和58．1　   海道出張所増改築（望楼撤去）