かつての「すべり棒」は今はもう無い
2025年6月10日
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消防士を題材としたドラマなどに出てくることも多かった、出動時に消防士が棒から滑り落ちてくるシーン。あのシーンで移動手段として使われている棒を「すべり棒」と呼びます。かつてどの消防署にも備え付けられていたすべり棒ですが、今ではすっかりその姿を消しました。
その理由は2つあります。
・すべり棒を使用し出動した際、足を挫いてしまったり手を滑らせて落ちてしまったりと、怪我が多発したから。
・実はすべり棒よりも普通に階段を使用して降りたほうが早かったから。 の2つです。
今はすべり棒の代わりに階段の手すり中央に、降りる時の動線が膨らまないように握って回りながら降りれる手すりを設置するなど、各消防署で色々な工夫が行われています☺
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