リチウムイオン電池も夏バテ
2025年7月24日
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リチウムイオン電池の基本情報
リチウムイオン電池は、軽量で高エネルギー密度を持ち、スマートフォンやノートパソコン、電気自動車、モバイルバッテリー(持ち運び可能な充電器)など、非常に便利で、様々なデバイスに広く使用されています。しかし、その特性から、適切に取り扱わないと危険を伴うことがあります。
リチウムイオン電池は、衝撃や過熱(夏場の高温環境)によって発火する危険性があり、適切な取り扱いや廃棄が求められています。この電池による火災は、ここ5年間でこれまでの3.7倍以上の件数に急増していることが分かっており、リチウムイオン電池が使われた製品の火災が、昨年大阪市では42件(充電中の製品火災が18件、パッカー車が収集したリチウムイオン電池火災が5件、電動自転車が使用しているモバイルバッテリーの火災が3件、ハンディ扇風機のバッテリー火災が3件、衝突事故による電気自動車のバッテリー火災が1件、その他のモバイルバッテリー火災が12件)となっています。





実際の火災動画
先ほど紹介しました様に、リチウムイオン電池の中でもモバイルバッテリーの火災が 最も多くなっています。実際の火災動画をどうぞご覧ください。 → 動画はこちらをクリックしてね!!

安全対策
- リチウムイオン電池を落としたり、強い衝撃を与えたりしないように注意が必要です。
- 高温多湿を避ける。
- 大阪市では、環境事業局が市内10か所の環境事業センターに「リチウムイオン電池等回収ボックス」を設置し、市民の皆さまからの持ち込みによる受付を行っております。また、市民の皆さまの利便性を一層向上させるため、電話等での申込により(06-6661-5450・西成区南津守5-5-26)、環境事業センター職員がご自宅を訪問しリチウムイオン電池を回収いたします。この取り組みにより、ごみ収集・処理時における火災事故を防止するとともに、資源の有効利用を推進いたします。
なお、環境事業センターでの「リチウムイオン電池等回収ボックス」による受付回収も、引き続き実施しています。 - 電池が膨張したり、異音・異臭がしたりすれば使用しない。
- 最後まで充電できない、使用時間が短い、異常に熱くなる時は使用をやめ、メーカーや販売店に相談する。

リチウムイオン電池は便利なエネルギー源ですが、その危険性を理解し、適切に取り扱うことが重要です。安全な使用と廃棄を心がけましょう!!
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