大阪・関西万博に向けて英会話対応研修を実施
2023年8月4日
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外国語での災害対応力の強化と地域防災力の向上に向けて
大阪・関西万博の開催に向け、大阪市内の外国人観光客は今後増加することが見込まれており、災害現場での外国語対応の需要はますます高まっています。
管内でも外国人の救急対応等が増加しており、言葉の壁を越えて安心安全を提供するため、職員が翻訳アプリや英会話表現を勉強し、日々の外国人対応にあたっています。
ちなみに管内には、合同会社ユー・エス・ジェイの外国人クルーの方がお住まいで、この状況をお伝えしたところ、ご厚意で消防署に来て英会話の実践研修をしていただけることになりました。
この研修では、私たち消防職員がクルーの方たちに消防・防災について英語で説明し、職員の英会話スキルの向上を図ります。また、クルーの皆さんには、消防体験をしていただくことで有事の際に冷静に対応できるスキルを養っていただき、管内の地域防災力を向上させることも目的としています。
大半の職員は英会話に自信がなく、普段から英語を使用する場面もあまりありません。英会話実践研修は8月30日に行われます。現在、全員で事前準備に取り掛かり、当日の研修をよりよくするために鋭意、奮闘中です。
異国の地で災害に遭遇する外国人の方たちへ安心と安全を提供できるよう、日々の語学学習を踏まえ、実践研修に臨みます。研修風景はまたこのホームページでお知らせします。お楽しみに!