サイロ内で土砂埋没救助訓練を実施しました!
2024年10月18日
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令和6年9月22日、29日に大正区鶴町にある株式会社八光なみはや工場さんの施設をお借りして土砂埋没救助訓練を実施しました。

サイロとは?
サイロとは、穀物や飼料、砂などを袋に入れず原材料のまま保存するための、主に円筒形の倉庫を言います。コンクリートを作るための砂や砂利を保存するサイロ施設は、大阪市内に多数存在しており、全国的にみると年に数回埋没事故が発生しています。

想定訓練開始!
今回の訓練では、工場のサイロ内において、40 代男性の作業員1名が壁面に付着していた砂を落とす作業をしていたところ、引き出しゲートが開放したため、砂内に身体が埋没し、頭部のみ露出しているという想定で訓練を実施しました。

訓練を通じて
毎年、土砂埋没救助訓練は実施しておりましたが、今年は株式会社八光なみはや工場様のご厚意により、本物のサイロでの訓練を実施することができました。参加した大規模災害救助隊(北、中央、西、城東、大正、阿倍野)の隊員も、実現場においてサイロ内での救出活動はほとんど経験がありません。サイロ内での救出活動は想像以上に難しく、掘っても掘っても土砂が崩れていき、救出に時間を要してしまいました。しかし、実際のサイロを使用させていただいたからこそ判明した課題もたくさんあり、この訓練を通じて大阪市の大規模災害救助隊のレベルは間違いなく向上したと思います。このように難しい災害現場でも、迅速に対応できるよう今後も日々訓練に励みます。
また、今回の訓練を実施するにあたり、施設をお貸ししてくださった株式会社八光なみはや工場の皆様、本当にありがとうございました。
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