高度浄水処理について
2017年1月27日
ページ番号:14783
高度浄水処理について
高度浄水処理水ってなあに?
かび臭いにおいや、浄水場で塩素を使うことによってできるトリハロメタンという物質などを取り除き、より安全で良質な水をつくるために、これまでの浄水処理方法にオゾンと粒状活性炭による処理工程を加えたものが高度浄水処理です。これにより、かび臭などの異臭味は完全になくなり、トリハロメタンも大幅に減少させることができるほか、クリプトスポリジウム等の病原性微生物に対する安全性の向上が期待できるなど、総合的な水道水質の改善を図ることができます。
大阪市水道局では、この高度浄水処理水を市内全域にお届けしています。
オゾン処理により、マンガンの酸化や有機物質の分解をおこないます
急速砂ろ過池
池の底にある砂の層でこして、さらにきれいな水にします。
揚水ポンプ
急速砂ろ過池の水を後オゾン接触池へ送ります。
オゾンを注入して、かび臭やトリハロメタンの原因となる有機物質などの分解や消毒をします。
粒状活性炭吸着池
かび臭やトリハロメタンの原因となる有機物質などを粒状活性炭にくっつけ、微生物による分解をして取りのぞきます。
塩素接触池
この池で次亜塩素酸ナトリウムを入れて消毒し、安全な水にします。
通水年月
- 柴島浄水場下系:平成10年3月通水
- 庭窪浄水場系:平成11年3月通水
- 柴島浄水場上系・豊野浄水場系:平成12年3月通水
<事業期間>平成4年度~平成11年度、<総事業費>約753億円
似たページを探す
探している情報が見つからない
このページの作成者・問合せ先
大阪市水道局工務部計画課
〒559-8558 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビル ITM棟9階
電話:06-6616-5510
ファックス:06-6616-5519