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大阪市の水管橋の維持管理について

2021年10月13日

ページ番号:546552

1 大阪市の水管橋について

    • 水管橋とは、水道管が河川や水路などを横断する際に用いられる橋であり、道路橋に付設する橋梁添架管と水道管単独で橋梁構造を形成する独立水管橋があります。
    • 大阪市内には、橋梁添架管が254本(191橋)、独立水管橋は150本(133橋)あります。
    • 独立水管橋は、橋梁の支承(注)から支承までの距離(支間長)が概ね30メートル未満で水道管のみで橋梁構造を形成する「パイプビーム形式」と、水道管にアーチやトラス等の橋梁構造物(補剛)を付加させた「補剛形式」に大別されます。
      (なお、10月3日に崩落事故が発生した和歌山市の水管橋は「補剛形式」に該当します。)
    • 大阪市内の独立水管橋は「パイプビーム形式」が132本(120橋)、「補剛形式」が18本(13橋)となっています。

(注)支承とは、橋梁の上部構造(主桁)と下部構造(橋台や橋脚)の間に設置する部材のこと。


水管橋(パイプビーム形式)


水管橋(補剛形式)


橋梁構造図

2 維持管理について

(1) 定期的な点検

 水管橋については、公益社団法人日本水道協会が定める水道維持管理指針に基づき年1回の頻度で、台船や水管橋に設置した点検歩廊を利用した目視点検を実施しています。特に、独立水管橋では、水道管だけでなく橋梁構造物におけるサビ等の腐食をはじめとする劣化状況などについても併せて目視点検しています。

(2) 劣化防止のための補修

 点検の結果やこれまでの劣化状況のデータなどから、概ね20年に1回の頻度で計画的な補修を実施した後、腐食等を防止するために塗装を施します。

 (参考) 日本水道鋼管協会によると、塗料の防食性が確保できる目安は31年とされています。

3 大阪市の水管橋の安全性について

(1)橋梁添架管

 大阪市の橋梁添架管のうち、橋梁の維持管理は道路管理者において適切に実施されており、添架した水道管の維持管理は水道局において適切に実施することにより安全性を確保しています。

(2)独立水管橋

 大阪市の独立水管橋のうち、パイプビーム形式の水管橋は支間長が短く、簡易な構造のため点検が容易です。さらに、定期的に補修を行い、塗装を施した上で、毎年点検を実施することにより安全性を確保しています。

 また、補剛形式の水管橋については、水道管以外にアーチやトラスなどの橋梁構造物があり複雑で大規模な構造となりますが、定期的に足場を設置した詳細な確認作業及び補修を行い、塗装を施した上で、毎年点検を実施することで安全性を確保しています。

4 和歌山市の事故を受けて

 今回の和歌山市で崩落した水管橋と同じ補剛形式の水管橋を含め、これまでの点検では全ての水管橋において異常等は確認されていません。

 今回の事故原因については現在も調査中ですが、補剛形式の部材である吊具の破断・腐食が複数確認され、補剛部材の安全性がクローズアップされている現状を踏まえ、大阪市としても、念のため、通常の定期的な点検とは別に、全ての補剛形式の独立水管橋を対象に緊急に点検を行います。

 今後とも、和歌山市の事故原因について情報収集に努めるとともに、市民の皆様に安心・安全な水道水を供給できるよう、水管橋の維持管理に積極的に取り組んでまいります。

5 万が一水管橋に事故が発生した場合

 万が一独立水管橋が事故などで崩落し、水道水が送れない場合でも、大阪市では、他のルートから水道水が送れるようにバックアップルートを確保しているため、広域的な断水に至ることはありません。

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