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新聞報道のあった水道管向け塗料に関する不適切な行為に対する対応方針について(第1報)

2022年1月14日

ページ番号:554837

 令和4年1月13日に一部新聞で報道がありました、塗料メーカによる水道管に使用されている塗料に関する不適切行為に対する大阪市水道局の対応方針は、次のとおりです。

1 不適切行為の内容

 報道内容は、本市をはじめ全国的に広く利用している水道管に使用されている塗料について、公益社団法人日本水道協会の規格(JWWA規格)の認証を不正に取得した疑いがあるというもので、日本水道協会が公表している不適切行為の内容(日本水道協会ホームページ別ウィンドウで開く)は、次のとおりです。なお、現時点では、塗料として使用された原料並びに使用期間等の詳細は明らかになっていません。

(不適切行為の内容)

  1. 水道用ダクタイル鋳鉄管合成樹脂塗料の規格取得時に、同規格で規定されている試験条件と異なる条件で得られた試験結果により認証を取得した。
  2. 規格認証品の中に同規格で指定された原料以外の原料が使用されているものがある。

2 水道局において確認した事実及び対応方針

(1) 確認した事実

 本件について、現時点において水道局において確認した事実は、次のとおりです。

  1. 水道局が市内一円の給水栓で毎月1回実施している定期水質検査において、これまで異常は確認されていません。
  2. 水道水による健康被害に関するお客さまからのお問い合わせはありません。
  3. 当該塗料は、主に水道管の外面で使用されており、継ぎ手の内面の一部分で水道水に接触するものの、その面積は限られています(下図参照)。

図.水道管の継ぎ手断面の一例

(2) 対応方針

 (1)の確認した事実を踏まえ、当面は水質状況に大きな変化がないかを注視しつつ、給水を継続します。

  当該塗料が使用されている水道管を用いる工事については、次のとおりとします。

  1. 計画的な工事については、当該水道管の安全性が確認されるまでの間、工事を原則停止します。
  2. 漏水等の緊急を要する工事については、社会的影響を考慮し、原則実施します。
 今後も引き続き、情報収集に努め、適切に対応を行ってまいります。

問合せ先

(水道水の安全性に関すること)
大阪市水道局工務部計画課
〒559-8558 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビル ITM棟9階
電話::06-6616-5514 ファックス:06-6616-5519

(水道管材料や工事に関すること)
大阪市水道局工務部工務課(技術監理担当)
〒559-8558 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビル ITM棟9階
電話:06-6616-5530 ファックス:06-6616-5529

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