令和3年度 19大都市相互応援協定に基づく4都市合同訓練
2023年12月26日
ページ番号:577520
1 概要
2 実施日・場所
実施日:令和3年12月9日(木曜日)・10日(金曜日)
場所:大阪市水道局本局(ATC)・大阪市水道局柴島浄水場 ほか3 当局の体制
人員:53名
(総務課2名、企画課3名、経営改革課8名、職員課2名、管財課2名、工務課1名、配水課4名、給水課5名、東部水道センター5名、西部水道センター3名、南部水道センター5名、北部水道センター4名、訓練事務局:総務課(広報・危機管理)9名)4 訓練詳細
12月9日(木曜日)情報伝達訓練(大阪市水道局本局(ATC))
午前9時に直下型地震(上町断層帯地震)が発生し、大阪市内において震度6強を観測したとの想定で、大阪市水道局事業継続計画(BCP)及び大阪市水道局受援計画に基づき、応急対策活動に係る他都市応援隊の受入計画を策定しました。
また、「19大都市水道局災害相互応援に関する覚書」並びに「東京都水道局と大阪市水道局の災害時の救援活動に関する覚書」に基づき、神戸市、福岡市、東京都へ応援を要請する情報伝達訓練を実施しました。応援要請方針を立案
衛星電話を用いて応援を要請
12月10日(金曜日)応援隊受入、机上訓練、実動訓練
(1)応援隊受入(柴島浄水場)
応援隊着任報告の様子
(2)机上訓練(柴島浄水場)
机上訓練は発災3日後及び発災7日後を想定し、2部構成で実施しました。第1部では発災3日後を想定し、受援計画に基づき、他都市応援隊に対し大阪市域の状況や現在の活動状況等について説明を行い、大阪市による初期差配を行いました。
訓練第1部の状況
第2部では神戸市、福岡市、東京都の職員が幹事応援水道事業体となり、発災7日後を想定し、他都市応援隊への応急活動の指揮を執る訓練を実施しました。
本訓練に参加した福岡市の職員からは、「土地勘のない幹事水道事業体が、応援水道事業体に対して差配することになるため、受援計画や地図編等が詳細に整理されている現状は有効であると感じた」などコメントをいただきました。
訓練第2部の状況
(3)実動訓練(応急給水活動)(柴島浄水場、城東配水場、巽配水場、泉尾配水場)
巽配水場の注水の様子
城東配水場での注水の様子
泉尾配水場での注水の様子
柴島浄水場仮説水槽への注水の様子
(4)応急給水資器材の確認
訓練参加者全員で柴島浄水場のヤードにて応急給水資器材を確認し、大阪市より柴島浄水場の資器材格納施設(応急給水資器材・応急復旧資器材の保管状況等)について説明をしました。
また、各都市が保有する応急給水資器材について使用方法などを情報交換しました。
柴島浄水場資器材格納施設の見学
各都市応急給水資器材の情報交換
5 訓練を終えて
今回、他都市水道事業体の給水車が先導なしで各配水場へ向かい、注水を行うという実態に即した訓練を行うことができました。このような訓練を定期的に実施することで、実際に災害が発生した際の迅速な初動対応や連携に繋がるので、他都市水道事業体との情報共有の重要性を再確認しました。
また、本訓練・意見交換等で得た知見を活かし、受援計画の検証・強化に努めてまいります。
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大阪市水道局総務部総務課(危機管理担当)
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ファックス:06-6616-5409