大阪市水道局海外水ビジネスパートナー企業と連携した海外事業体への情報発信について

2023年1月5日

ページ番号：588641

　大阪市水道局では、海外水ビジネスにおける民間企業との連携を強化し、新規案件の形成をはじめとするビジネス機会の創出につなげていくことにより、開発途上国等における水道の普及及び改善に貢献することを目的として、「大阪市水道局海外水ビジネスパートナー制度」を設置するとともに、柴島浄水場及び体験型研修センター等の当局施設一帯を開発途上国における水道の普及･改善に資する水道技術に関する情報発信拠点として位置づけ、来阪する海外事業体等の職員に対して、日本の水道技術に関する民間企業の設備、機材等の情報をそれぞれのニーズに即して提供する「水道技術プロモーションハブ事業」を実施しています。

　今回、本事業の一環として、ベトナム社会主義共和国・ホーチミン市水道総公社（SAWACO）及びドンナイ省水道株式会社（DOWACO）との技術交流に合わせて、本制度の登録企業4社から、SAWACO、DOWACOが抱える課題解決に資する製品・技術を紹介していただきました。

　各企業から、デモ車両を活用した実演やオンラインで実際の機器操作の様子を見せながら説明するなど、工夫を凝らした説明を行っていただき、SAWACO・DOWACOの職員も紹介された製品・技術に対して興味を示し、費用対効果や自国での製造の有無等について活発な質疑がありました。

　今後もこうした海外水道事業体との交流の機会を活用し、海外事業体の抱える課題に有用な日本の水道技術及び製品について、海外水ビジネスパートナー登録企業のみなさまと連携し、積極的に紹介していくことで、海外水道の課題解決・発展を支援してまいります。