CLAIR自治体国際協力促進事業に採択されました

　令和4年11月にCLAIR（一般財団法人自治体国際化協会）自治体国際協力促進事業（モデル事業）（注）に応募しました「インドネシア共和国・ジャンビ市水道事業運営能力向上支援事業（人材育成）」が、令和5年3月24日に採択されました。

　ジャンビ市の水道事業者であるジャンビ市水道公社（Tirta Mayang）と当局は、令和4年6月にジャンビ市の水道改善支援に関する関心表明レター（LOI）の交換を行い、令和4年11月には、今後の支援事業立案の基礎資料とするため、株式会社大阪水道総合サービスや民間企業と連携して現地調査を実施しております。また、令和4年12月にはジャンビ市長、ジャンビ市水道公社局長を含むジャンビ市訪問団が当局を表敬訪問され、ジャンビ市長から改めて、同市の水道改善に対する大阪市の支援に強い期待が示され、同席したインドネシア共和国在大阪総領事からも水道改善支援に対する期待とともに、領事館としても水道改善支援事業に協力する意向が示されています。

　本事業では、ジャンビ市における水道事業に携わる職員の技術力の向上等を目的として実施するものであり、Tirta Mayangをカウンターパートとして、現地における活動と、Tirta Mayang実務担当者の本邦研修を行う予定です。

　大阪市水道局では、これまでの120年以上に及ぶ歴史の中で様々な課題を克服してきた経験を有しており、その技術・ノウハウを活かし、課題の解決に協力してまいります。

　（注）自治体の国際施策が「交流から協力へ」とステップアップすることを促進するため、自治体等が行う国際協力事業の中から先駆的な役割を果たす事業を積極的に認定し、財政的に支援するとともに、これらの活動を広く紹介し、地方自治体の国際協力への取り組みを促進する事業。

https://www.clair.or.jp/j/cooperation/model/index.html