令和4年度 19大都市相互応援協定に基づく3都市合同訓練
2023年12月26日
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1 概要
この訓練は、「19大都市水道局災害相互応援に関する覚書」に基づき、第1応援幹事都市どうしである本市と神戸市が毎年開催地を交代して実施しているもので、令和4年度は、神戸市で豪雨による土砂災害で水道施設が損傷・漏水する被害が発生したとの想定で、災害対策本部、応援本部、応急給水の動きを確認することを目的に情報伝達訓練、応急給水訓練(机上訓練・実動訓練)を実施しました。
2 実施日・場所
実施日:令和4年12月5日(月曜日)・6日(火曜日)
場所:大阪市水道局ATC庁舎、神戸市水道局 奥平野浄水場・浄水管理センター、神戸市水道局 狩場台特1配水場 ほか
3 当局の体制
人員:8名
(総務課2名、計画課1名、給水課1名、南部水道センター4名)
4 12月5日(月曜日)訓練1日目
情報伝達訓練(大阪市水道局 ATC庁舎)
神戸市において豪雨による土砂災害により、神戸市の水道施設が損傷する被害が発生し、神戸市内の一部で断水が発生しているとの想定で、「19大都市水道局災害相互応援に関する覚書」に基づき、神戸市が被災した場合の第一応援幹事都市である本市が、神戸市からの応援要請を受ける情報伝達訓練を実施しました。
5 12月6日(火曜日)訓練2日目
応援隊受入本部設置運用訓練(神戸市水道局 奥平野浄水場)
応援要請を受理した各都市の応援隊・給水車が、神戸市水道局 奥平野浄水場(浄水統括事務所)に到着し、着任報告を行いました。
着任報告のようす
訓練の説明のようす
応急給水机上訓練
応援事業体による応急給水活動が円滑に実施されるよう、応急給水机上訓練では、災害発生時の応援幹事都市の役割とそれを円滑に遂行するために必要な情報等の確認、受援時の神戸市の役割や応援事業体に提供すべき情報等の確認等を行いました。
また、各都市が連携して、計画を作成・実行する事を通して、応援幹事都市としての対応を確認しました。
机上訓練のようす1
机上訓練のようす2
応急給水訓練
給水タンク車への補水から応急給水までの一連の訓練を行う事により、神戸市の給水拠点の位置や設備・給水手順を確認し、災害時に速やかに応急給水活動を行う事が出来るようになる事を目的に応急給水訓練を実施しました。
給水拠点では仮設給水タンクに注水、神戸市が貸与するタブレットにて応急給水対策本部連絡員から次の給水拠点の指示を受けて移動し、同作業を行いました。
名谷ポンプ場(仮設水槽への注水)
神戸市より給水拠点の指示状況
意見交換
6 訓練を終えて
今回の訓練企画では、給水拠点等の詳細は当日までブラインドされており、実際の災害時に近いリアリティのある訓練を行うことができました。このような訓練を定期的に実施することで、実際に災害が発生した際の迅速な初動対応や連携に繋がるので、他都市水道事業体との情報共有の重要性を再確認しました。
また、本訓練・意見交換等で得た知見を活かし、応援・受援計画の検証・強化に努めてまいります。
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このページの作成者・問合せ先
大阪市水道局総務部総務課(危機管理担当)
〒559-8558 大阪市住之江区南港北2丁目1番10号 ATCビル ITM棟9階
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ファックス:06-6616-5409