JICA課題別研修の取組
2023年7月26日
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大阪市水道局では、独立行政法人国際協力機構(以下「JICA」という。)が1994年度に開設した「集団研修(都市上水道維持管理)コース」を毎年継続して実施しており、2022年度までに72か国、325名の研修生の受け入れを行っています。
2012年度からは「給・配水コース」「浄水・水質コース」の2コースに分けた、より専門的な研修の実施に加え、2016年度からは、多様化する研修員のニ-ズに効率的・効果的に対応するため京阪神地区(大阪市・神戸市・京都市・堺市)が連携し、各都市が保有する技術力や施設を有効に活用した研修を実施しています。
(注)本研修事業については、株式会社大阪水道総合サービスがJICAから受託し、研修に関する各種事務処理や連絡調整を行っています。大阪市水道局は、研修における講師及び講義資料作成などを行っています。
2023年度JICA課題別研修「都市上水道維持管理コース」実施内容
研修期間
研修内容(大阪市実施分)
1 オンデマンド研修(水道施設の整備事業、水源から蛇口までの水質管理、無収水対策)
2 アクションプラン作成研修
3 施設見学(高度浄水処理、最先端技術施設、管路情報システム)、浄水処理に関する実習
4 展示ブース「Aquatic Osaka」の見学
大阪市水道局 海外水ビジネスパートナー企業による製品・技術の説明
受入研修員
給・配水コース(A) 9名
(フィリピン2名、パキスタン、ヨルダン、北マケドニア、ザンビア、セネガル、パプアニューギニア、ソロモン)
浄水・水質コース(A) 7名
(東ティモール、バングラデシュ、マラウイ、ザンビア、サモア、ペルー、ホンジュラス)
研修の様子
開講式
コンサルテーション1
コンサルテーション2
Aquatic Osaka見学
浄水処理に関する実習1
浄水処理に関する実習2
パートナー企業による技術説明
閉講式
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