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令和6年度 19大都市相互応援協定等に基づく4都市合同訓練

2025年1月20日

ページ番号:644341

 大阪市水道局では、神戸市で豪雨による河川洪水が発生した想定で、千葉県、神戸市、新潟市、大阪市の4都市合同で訓練を実施しました。

1 概要

 この訓練は、「19大都市水道局災害相互応援に関する覚書」に基づき、第1応援幹事都市同士である本市と神戸市が毎年交互に開催しているものです。令和6年度は神戸市での開催であるため、神戸市の第2応援幹事都市である新潟市と、神戸市と災害時相互救援に関する覚書を締結している千葉県の4都市合同で訓練を行いました。
 訓練の想定は、神戸市で豪雨による河川洪水が発生し、水道施設が漏水し、機械類が故障して下流配水池への送水が停止するというもので、災害対策本部、応援本部、応急給水の動きを確認するため、情報伝達訓練、応急給水訓練(机上訓練・実動訓練)を実施しました。


2 実施日・場所

実施日:令和6年12月11日(水曜日)・12日(木曜日)

場所:大阪市水道局本局(ATC)、神戸市水道局 奥平野浄水場・浄水管理センターほか


3 当局の体制

人員:8名(総務課3名、給水課1名、東部水道センター4名)


4 訓練内容

訓練1日目 12月11日(水曜日)

■情報伝達訓練(大阪市水道局本局(ATC))

 神戸市で豪雨による河川洪水が発生し、水道施設が浸水し、機械類が故障して下流配水池への送水が停止し、神戸市内の一部で断水が発生しているとの想定で、「19大都市水道局災害相互応援に関する覚書」に基づき、神戸市が被災した場合の第一応援幹事都市である本市が、神戸市から応援要請を受ける情報伝達訓練を実施しました。


訓練2日目 12月12日(木曜日)

■応援隊受入本部設置運用訓練(神戸市水道局 奥平野浄水場)

 応援要請を受理した各都市の応援隊・給水車が、神戸市水道局 奥平野浄水場(浄水統括事務所)に到着し、着任報告を行いました。

着任報告の様子の写真

着任報告の様子

訓練の説明の様子の写真

訓練の説明の様子

■応急給水机上訓練

 応急給水机上訓練では、神戸市から付与されたシナリオ(発災後の経過時間、場所、被災状況、使用可能な資器材など)に対し、応急給水計画を作成しました。これにより、災害発生時の応援幹事都市の役割と、それを円滑に遂行するために必要な情報の確認を行いました。

 また、各都市が連携して計画を作成・実行する事で、応援幹事都市としての対応を確認しました。

机上訓練の様子の写真(1枚目)

机上訓練の様子1

机上訓練の様子の写真(2枚目)

机上訓練の様子2

■応急給水実動訓練

 給水タンク車への補水から応急給水までの一連の訓練を行う事で、神戸市の給水拠点の位置や設備・給水手順を確認し、災害時に速やかに応急給水活動を行えるようにすることを目的に、応急給水実動訓練を実施しました。

 仮設水槽の設置および給水車からの注水訓練を行った後、応急給水机上訓練隊からタブレット端末で給水拠点の指示を受け取り、担当する給水拠点まで移動しました。

仮設水槽の組立の様子の写真

仮設水槽の組立の様子

仮設水槽への注水写真

仮設水槽への注水の様子

■意見交換

 それぞれの訓練を実施した後、訓練内容等の意見交換を実施しました。


5 訓練を終えて

 今回の訓練では、机上訓練で決定した給水拠点をタブレット端末で応急給水隊に指示し、応急給水隊が実際に現場に向かうという流れの訓練を行いました。そのため、実際の災害時に近いリアリティのある訓練を実施することができました。このような訓練を定期的に実施することで、実際に災害が発生した際の迅速な初動対応や連携に繋がり、他都市水道事業体との情報共有の重要性を再確認しました。

 本訓練や意見交換等で得た知見を活かし、応援・受援計画の検証・強化に努めてまいります。

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