水道管の緊急調査の実施結果について(令和7年5月~6月)
2025年7月2日
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大阪市水道局では、令和7年4月30日(水曜日)に京都市で発生した漏水事故を受けた国土交通省の要請に基づき、老朽化した水道管の緊急点検を実施していましたが、本市においても、5月10日(土曜日)、城東区東中浜5丁目付近で水道管の漏水事故が発生し、水のにごりや付近の道路・公園等への浸水被害が発生しました。
これを受けて大阪市水道局では、調査の対象を国土交通省の要請より独自で拡大して水道管の緊急調査を実施することとし、6月末までにすべての調査が完了しましたので、お知らせします。

1 調査対象

(1) 国土交通省から調査要請のあった水道管
緊急輸送道路下に埋設されている鋳鉄管:本市では約45キロメートル
(注)緊急輸送道路:災害直後から、避難・救助、物資供給等の応急活動のために、緊急車両の通行を確保すべき重要な道路(高速自動車国道や一般国道及びこれらを連絡する基幹的な道路)

(2) 本市独自で調査の対象を拡大した水道管
緊急輸送道路下の「やや腐食性の高い土壌」(注1)に埋設されている59年以上経過したダクタイル鋳鉄管(注2):約11キロメートル
(注1) 地中の水道管が比較的錆びやすい性質である土壌
(注2) 城東区で発生した漏水事故では、「やや腐食性の高い土壌」で59年経過したダクタイル鋳鉄管が破損

2 調査方法

(1) 道路上からの目視による巡視点検
地上漏水の有無・路面の状況を目視により確認

(2) 弁室の点検
鉄蓋の状況・弁室内部の漏水の有無を目視により確認

(3) その他
上記(1) 、(2)の点検結果を踏まえ、必要に応じて追加調査等を実施

3 調査結果

(1) 国土交通省から調査要請のあった水道管
令和7年5月中旬から5月末にかけて調査を実施しました。なお、一部の弁室内部の点検については、交通への影響等の理由により5月末以降も継続して実施していましたが、6月10日に全ての弁室内部の点検が完了しました。

道路上からの目視による巡視点検
異状なし

弁室の点検
軽微な漏水を1か所確認しました。(浪速区大国1丁目5番付近:国道26号沿い、口径600ミリメートル、昭和37年布設)
当該箇所につきましては、令和7年6月3日に当該管路の使用を一時中止して漏水を止めていますが、別の管路から給水が可能なため、断水等水道利用への影響はありません。今後、原因調査を実施した上、修繕等の措置を実施してまいります。

(2) 本市独自で調査の対象を拡大した水道管
6月上旬から6月下旬にかけて調査を実施しました。

道路上からの目視による巡視点検
異状なし

弁室の点検
異状なし
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大阪市水道局工務部配水課
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