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お肉は十分に加熱して食べましょう

2023年12月5日

ページ番号:457208

近年、お肉を生や加熱不十分で食べたことが原因と考えられるカンピロバクター食中毒が全国的に多く発生しており、本市においても、カンピロバクターによる食中毒事件が頻繁に発生しています。これらのカンピロバクター食中毒の多くは、鶏肉の刺身やタタキなどのお肉を生で食べたり加熱不十分な肉料理を食べたことによるものです。また、令和4年9月には京都府で加熱不十分な牛肉料理を食べた90代の方が腸管出血性大腸菌食中毒により亡くなっております。
このため、鶏肉や牛肉などのお肉は中まで十分に加熱し、生や加熱不十分なものは食べないようにしましょう。
特に子どもやお年寄りや体が弱っている人がカンピロバクターや腸管出血性大腸菌等による食中毒になると、症状が重くなるおそれがあるため注意が必要です。

お肉を生や加熱不十分で食べると食中毒になることがあります

  • 生やタタキなどの加熱不十分の肉料理を食べると、カンピロバクター食中毒等にかかることがあります。
  • お肉を食べるときは、「生食用」として販売されているものを除き、中心まで十分に加熱してください。生食用の基準を満たした牛肉・馬肉を除いて、肉や内臓はすべて加熱用です。
  • 腸管出血性大腸菌による重い食中毒の危険性があるため、牛肉・牛レバーは法律で基準が定められました。
  • 基準に適合した生食用食肉だけは生で食べることができますが、牛レバーは生食が禁止されています。子ども、高齢者、食中毒に対する抵抗力の弱い方は、基準に適合したものであっても生食は控えてください。
  • 豚肉はレバーなどの内臓を含め、生食が禁止されているため、十分に加熱して食べてください。

「新鮮だから生でも安全」は間違いです

  • 市販の鶏肉からは、高い割合でカンピロバクターなどの食中毒菌が検出されています。
  • カンピロバクターは多くの食中毒菌と違い、通常、お肉の中では増えることができませんが、少量でも付いていれば食中毒を起こすことから新鮮なお肉であっても食中毒が発生します。
  • むしろ新鮮な鶏肉ほど、カンピロバクターが生き残っている可能性が高いことが知られています。

お肉は中まで十分に加熱して食べてください

  • お肉は中の色が完全に変わるまで十分に加熱してください。
     75℃1分間以上の加熱をお願いします。
  • お肉を焼く時は、専用のはしやトングを使い、食べるためのはしで生のお肉に触れないようにしましょう。
  • 調理前、食事前、トイレの後は、せっけんで手や指を洗ったうえで消毒しましょう。
  • お肉の調理に使用した包丁やまな板などの器具類は洗剤でよく洗い、熱湯や塩素系漂白剤で消毒しましょう。

加熱調理の目安

左端の例では、中心が加熱不十分のままです。この状態では、カンピロバクターやサルモネラ属菌等の食中毒菌が生き残っていることがあります。

加熱不十分な鶏肉


十分に加熱された鶏肉

肉の生食による食中毒防止啓発リーフレットのダウンロード

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