ハチについて
2025年3月14日
ページ番号:41552
ハチは、草木の害虫である蝶や蛾の幼虫などの昆虫を捕食したり、植物の受粉の手助けをするなど、自然界のバランスを保つうえで重要な働きをしている昆虫です。
スズメバチ以外は本来攻撃性は少なく、巣に触れたり刺激したりしない限りは攻撃をしかけてくることはまれなので、生活に支障をきたさず、手をのばしても触れることのない巣は、できる限りそのままにしてあげましょう。
ハチの巣を駆除する場合は、土地の所有者又は管理者が自らの責任で行ってください。
大阪市(大正区役所)では、原則として他者の所有又は管理する土地のハチの巣の駆除は行っておりません。
大正区役所では専門駆除業者(有料)の協会の連絡先を案内しています。


ハチの種類と特徴

アシナガバチ・スズメバチの生態
4~6月に女王バチが単独で巣を作り、6~7月に働きバチが羽化し、7~8月にオスと新女王バチが羽化します。
新女王バチとオスが秋口に巣を離れて交尾後、新女王バチだけが越冬して、また新たに巣をつくります。
巣は1年で使い捨てられます。

アシナガバチ

フタモンアシナガバチ

シャワーヘッド型の巣

アシナガバチの巣の駆除について
駆除が必要な場合は、次の方法により駆除してください。
ただし、危険と感じた場合には駆除を止め、専門駆除業者(有料)に依頼しましょう。
- ハチは暗くなると巣に戻り、活動が鈍るため、夜に駆除作業を行います。懐中電灯を使用する場合は、巣に光を直接当てないようにしましょう。
- 駆除の際には、長袖(黒い服は避ける)、長ズボン、軍手、帽子を着用し、なるべく体の露出をなくします。
- 市販の殺虫剤(ゴキブリ・蚊・ハエ用でも代用可能)をハチの巣をめがけて、風上から一気に噴射します。
- 翌日全てのハチが落ちて死んだことを確認した後、ハチの巣を棒で落とします。
- ハチ及び巣は素手で触れずに、ビニール袋に集めてごみとして捨てます。

スズメバチ

コガタスズメバチ

丸いマーブル模様の巣

スズメバチの巣の駆除について
スズメバチは、巣に近寄るだけで攻撃を仕掛けてくることがあります。
駆除が必要な場合は、専門駆除業者(有料)に依頼しましょう。

ミツバチ

セイヨウミツバチ

ミツバチの分封

ミツバチの巣の駆除について
ミツバチはむやみに人を攻撃してくることはありませんが、働きバチが大群となっている場合も多く見られます。
駆除が必要な場合は、専門駆除業者(有料)に依頼しましょう。
また春になると女王バチと働きバチの一部が新しい巣を作る最中に、ミツバチが大量に集まった状態になることがあります。(分封)
分封している時は危険性はありません。数時間~数日で飛び去りますので、そのままにしておきましょう。


ハチに刺されないために
- ハチの巣に近づかないようにしましょう。
- むやみにハチの巣を攻撃しないようにしましょう。
- 庭木の剪定の際にハチの巣がないか注意しましょう。
- 天日干しの洗濯物にハチが紛れ込む場合があるので、取り入れの際には注意しましょう。


ハチに刺されたら
(1) 傷口から毒を強くしぼり出します。ミツバチに刺された場合は、針が残っているので抜きましょう。
(2) 傷口を流水で洗います。
(3) 刺されたところが、かゆみや発赤など炎症を起こしている場合は、ジフェンヒドラミンなどの抗ヒスタミン薬が配合された軟膏を塗りましょう。アンモニア水やオシッコは効きません。
(4) 傷口を氷などで冷やします。
しばらく様子をみて症状が改善しない場合や次の場合は、すぐに医師の診察を受けましょう。
- アレルギー体質及びその恐れのある方
- 発疹、発熱、めまい、動悸、呼吸困難、全身のむくみ、吐き気などの症状がある場合
- 刺された部位が数か所ある場合
- 目に毒が入った場合
似たページを探す
探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先
大正区役所 保健福祉課 健康づくりグループ 生活環境担当
電話: 06-4394-9973 ファックス: 06-6554-7153
住所: 大阪市大正区千島2丁目7番95号(大正区役所3階)