発見!つる魅力「今も残る水門」
2017年12月28日
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ベニスの町!?三枚板舟が行き交った鶴見のまち
大阪第7水路、安田新橋近くに今も残る水門
かつては水路(井路)が多く存在し、水田やレンコン畑等の農業用水として、また舟で人や物を運ぶために活用されていました。
水門は舟がスムーズに動くために水位を調整する目的で使われていました。
主な輸送手段が三枚板と呼ばれる舟でした。
水路にはところどころ「舟寄せ」があり、家から直接降りていける階段もありました。
水路の水は、水道水の代わりに使われていました。

今も残る川の水門


三枚板舟が浮かぶ安田の井路
(「鶴見区十年のあゆみ」より)

三枚板舟に乗る子ども達
(茨田北小学校創立百周年記念誌より)
食用に飼われていたアヒル
食用にアヒルを飼っている家も多くありました。
朝、アヒルを家の前の水路に放すと自由に泳いでいき、川のエビやタニシ等をエサとして食べ、夕方にはそれぞれの家にきちんと戻ってきました。
他の家のアヒルと喧嘩することもなく、気が優しくて、賢いアヒル達は全く手がかからなかったそうです。
自給自足の生活の中では、育てたアヒルを食べることも子ども達に自然に受け止められ、「命をいただく」という食育が実践されていたそうです。

川で泳ぐアヒル達
(「つるみコミュニティのあゆみ」より)
※安田にお住まいの橋詰昌明さんから当時のまちや生活の様子についてお話をお伺いしました。
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