大阪府行政書士会

　初めに、行政書士とはどんな場面で活躍する職業なのかを教えていただいた後、グループワーク形式で「友人同士のゲームソフトの貸し借りでのトラブル」について、事例検討を行いました。「借りる側」「貸す側」のよくないところについて、子ども達は積極的に発言し、講師の方やお友達と意見交換を行いました。最後にどういう約束事をしておけば、トラブルにならなかったのかをみんなで考えました。

　講師の方より、「今回はゲームの貸し借りに関するトラブルを検討しましたが、大人になれば、もっと大きなお金が関係する契約を結ぶこともあると思います。必ず契約するときに約束事を確認し、トラブルを未然に防ぎましょう」とメッセージをいただきました。

　初めに行政書士とはどんな仕事をしているのか、子ども達に説明がありました。その後、3つのグループに分かれて「表現に自由について」「ネット上で注意する事」等どこまでなら書いていいのか、どの人までなら知られていい情報なのか等子ども達同士、講師も交えて意見交換を行いました。

　講義の中で、「テレビは放送に至るまで表現・情報の真偽など膨大な時間をかけてチェックした後、情報発信されます。インターネットの書込み等は情報の真偽に関わらず、誰でも簡単に書き込めてしまいます。自分の知りたい事、知られたくない事を自分なりに整理して、また相手の気持ちも考えることが大切です」という言葉が印象的で子ども達も熱心に聞いていました。

　意見交換もあまり硬くならず、講師の先生が工夫して子ども達の関心を引くような雰囲気作りもしていただきました。

きまりや約束の大切さ

• 茨田北小学校　3年生

書き込む前に考えよう

• 茨田北小学校　5年生
• 鶴見小学校　5年生
• 今津小学校　5・6年生