多加志のこころざし(令和3年9月号)
2021年9月1日
ページ番号:545655

生活困窮者を支える仕組みを構築していきます
本年3月に、区内の集合住宅で葬儀費用がなかったとして、同居家族の遺体を1年以上放置した死体遺棄の事件が発生しました。
淀川区内でも、複合的な課題を抱え、既存の相談支援の仕組みだけでは解決できない家庭や、制度の狭間で支援が届かない家庭、施策分野ごとに支援機関がかかわっているが、機関間での連携が不十分なため、有効な支援ができていない家庭があります。
このような問題を解決するためには、制度の縦割りを超えて、各行政機関や関係機関に横串を通すように仕組みを構築していく必要があると考えています。
淀川区役所では、まずは、複数の課題を抱えているが、自らSOSを発信できない家庭や、近い将来、生活に困窮すると思われる家庭に対し、アウトリーチ等を行うことで「適切な支援につなげる仕組み」を構築していきます。
具体的には、7月1日付で淀川区役所に、各機関に横串を通すための新設ポストを設置しました。今後、淀川区内の自立相談支援機関や4つの地域包括支援センター、社会福祉協議会、民生委員・児童委員などの相談支援機関と淀川区役所が連携し、課題を抱える家庭へのアプローチ方法の検討や支援方針の策定、支援機関との役割分担の決定や進捗管理などを行ってまいります。区民の皆様のご理解、ご協力をお願いします。
生活に困ったら、まずはご相談ください。
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