多加志のこころざし(令和3年10月号)
2021年10月1日
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前例にとらわれず、変化に対応する
新型コロナウイルスの出現により、世の中のニーズや価値観は大きく変化しています。私は、コロナ後の社会は、コロナ前の社会ではなく、全く別の社会に変化しているものと考えています。
区役所職員への訓示においても、社会経済状況は、刻一刻と変化し続けていること、我々公務員の職場も、それに対応して変化し続けなければ、現状維持ではなく、それ以下となること。だからこそ常に「改革マインド」をもって、職務の改善、改革に努力して欲しい旨を発信しております。重要なことは、前例にとらわれず、勇気をもって変化に対応していくことだと思っています。
淀川区役所はかねてより、時代に先んじた施策を実施し、多くの方々から評価をいただいてきました。例えば、睡眠習慣改善支援事業やLGBT支援事業などが挙げられると思います。
しかしながら、月日が経過し、今までどおりのやり方ではダメだと感じています。睡眠習慣改善支援事業は、子どもの健全育成、学力向上、体力向上に大きく寄与してきましたが、生活習慣の改善は、なにも睡眠だけでなく、朝食欠食の問題やスマホ利用による弊害など新たな課題も発生しています。また、教育力が低下している家庭もあり、これまでの啓発のやり方では、情報を届けたいと思う家庭に届かない課題も発生しています。また、LGBT支援事業も同様です(12月号のコラムに書きます)。
私は、これまでの取組みの旗は引き続き掲げますが、限られたリソース(資源)は区の優先課題に充てていきたいと考えています。
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