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多加志のこころざし(令和6年1月号)

2024年1月1日

ページ番号:615520

多加志のこころざし(淀川区長 岡本多加志)

謹賀新年

 新年明けましておめでとうございます。区民の皆様におかれましては、新しい年をお迎えになられたことをお喜び申しあげます。

さて、今年最初のコラムは、不登校対策にかかるご報告です。

 私は役所の人事異動で着任した区長であることから、公募区長のように4年という任期はないのですが、今年11月で60歳になり役職定年を迎えることから、来年度がおそらく淀川区長として最後の年になることを意識して、これまで2年と9か月間区政運営に携わってきました。

 この間、新大阪駅や十三駅周辺地域の活性化など、淀川区のブランド力の向上をはじめとする、にぎわいと魅力あるまちづくりを進めるとともに、一方で、子どもたちへの切れ目のない支援の仕組みや、生活困窮者等に対しアウトリーチの手法で支援していく仕組み、また、要援護者に対して日頃の見守りと災害時の避難支援を一体的に行う仕組みづくりなどにも力を入れてきました。

 そして、私の残された最後の課題の一つが、急増している不登校の子どもたちへの支援の仕組みづくりだと考えています。不登校の子どもたちへの支援策は、スクールカウンセラーの増配置などに加え、大きく2つに大別し、学校には行けない子どもたちへの居場所づくりと、促しや寄り添いがあれば登校できたり、別室なら登校できたりする子どもたちへの支援策の2本立てで仕組みの構築を進めています。

 前者については、主として民間企業やNPO法人と連携協定を締結し、居場所づくりを進めてきました。具体には、一昨年9月に、株式会社NEW PARK PROJECTPARKDAY(3x3が楽しめる屋内型レンタルストリートコート)を活用した居場所づくり、昨年10月には滋慶学園高校による区内中学23年生を対象とした無償のオンライン授業の実施、11月には日本財団の助成金を活用して、NPO法人CLACKによる区内の中高校生を対象とした、ITを活用した居場所づくりなど、今後とも居場所づくりの充実をめざしていきます。

 そして、後者については、来年度に区独自のモデル事業として、不登校の子どもたちへの登校を促し、寄り添う支援策を開始するべく準備を進めています。

区民の皆様には、今年も淀川区政へのご理解、ご協力をよろしくお願い申しあげます。

岡本多加志区長

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