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中東呼吸器症候群(MERS)について

2017年8月8日

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 中東呼吸器症候群(MERS)は、2012年に初めて報告された新しい種類のコロナウイルスによる感染症です。

 中東地域に居住または渡航歴のある方、あるいはMERS患者との接触歴のある方からの患者発生が継続的に報告されています。

 中東地域へ渡航される際は、感染予防をこころがけてください。

 MERSが発生している中東地域で患者やヒトコブラクダと接触した方は、感染の可能性があるため、検疫所が最大14日間の健康監視(※1)を行う場合があります。

 (※1)健康監視:検疫所に毎日体温等の健康状態を報告します。

 MERS流行国(※2)でヒトコブラクダとの濃厚接触(※3)があり、帰国後14日以内に、発熱や咳などの症状がみられた場合には、直接医療機関に行かずに保健所に連絡の上、中東地域等に滞在していたことを伝えてください。

 (※2)流行国:中東地域の一部(アラブ首長国連邦、イエメン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、ヨルダン 平成29年7月7日現在)

 (※3)ヒトコブラクダとの濃厚接触:ヒトコブラクダの鼻や口等との接触(ヒトコブラクダから顔を舐められる等)や、ヒトコブラクダの生のミルクや非加熱の肉などの摂取

どんな病気?

 MERSコロナウイルスにより、急性の呼吸器症状を起こします。

 2003年に流行した重症呼吸器症候群(SARS)の原因であるSARSコロナウイルスとは近縁ですが、異なる種類のウイルスです。

どうやって感染するの?

 感染経路は正確にはわかっていませんが、ヒトコブラクダが感染源動物のひとつであるとされています。

 その一方で、患者の中には、動物との接触歴のない方も多数含まれており、家族間、医療機関における患者間、患者-医療従事者間など、濃厚接触者間での感染も報告されています。ただし、季節性インフルエンザのように、次々とヒトからヒトへ感染していくこと(持続的なヒト-ヒト感染)はないとされています。

どんな症状?

 潜伏期は2~14日(平均5日)です。主な症状は、発熱、咳、息切れなどです。下痢などの消化器症状を伴う場合もあります。症状が現れない方(無症状病原体保有者)や軽症の方もいますが、高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全などの基礎疾患をお持ちの方は重症化する傾向があります。

治療方法は?

 特別な治療法はなく、症状に応じた対症療法がおこなわれます。

予防方法は?

 予防接種はありません。

 中東地域へ渡航する際は、感染予防と、万が一感染した場合の対応のために、事前に注意事項を確認しておきましょう。

 厚生労働省検疫所 FORTH別ウィンドウで開く(サイト内で「コロナ」や「MERS」で検索してください。)

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大阪市 健康局大阪市保健所感染症対策課感染症グループ

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電話:06-6647-0656

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