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葭屋橋(よしやばし)

2016年12月26日

ページ番号:24094

諸元・アクセス

葭屋橋写真

橋長:49.15m
幅員:19.50m
形式:桁橋
完成:昭和41年
行政区:中央区
河川名:東横堀川
アクセス:OsakaMetro・京阪本線 北浜駅 
      30番出口 およそ150m 徒歩2分
      大阪シティバス「天神橋」

歴史・文化

 東横堀川の北端、大川からの分流点に架けられた葭屋橋は、俗に築地と呼ばれた蟹島遊廓への通路として設けられたものである。この遊廓は天明4年 (1784)、葭屋庄七らによって開発されたもので、橋も天明年間に架設されたと考えられる。蟹島の地は大川の眺望が非常によく、料理屋、旅館などが建てられ発展した。

 葭屋橋の架橋地点は通船の数が多いうえに、水流が複雑であるため、橋脚へ船が衝突する事故が多かったようである。また、大川の洪水時に、度々被害を受けたことから、架け替えにあたっては種々の技術的な工夫がなされた。明治初年に架けられた葭屋橋は当時としては大変珍しい斜張橋の原理を用いたもので、大変評判になったようである。

 葭屋橋の通り(府道石切大阪線)が現在のように広くなったのは市電事業によってである。北浜の交差点から天満橋の南詰までの市電は明治44年10月に開通しているが、橋はその直前の7月に完成した。一方、蟹島と呼ばれた料理屋街は道によってへだてられた形となり、しだいにさびれていった。なお現在の橋は昭和41年に架け替えられたもので、2径間の合成桁が採用されている。

 

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