ページの先頭です

野鳥園臨港緑地(南港野鳥園)

2023年8月15日

ページ番号:460774

野鳥園でバードウォッチング始めてみませんか?

 昭和58年(1983年)、日本で最初の人工干潟として野鳥園はオープンしました。
 展望塔からは海水の満ち引きを利用した人工干潟が一望できるほか、美しい夕日や、天気の良い日には淡路島、明石海峡大橋、六甲山系が横一直線に並ぶ様子をご覧いただけます。また、園内には緑も広がり大阪市という大都市にいながら豊かな自然を体験することができます。
 野鳥園には年間約150種類の野鳥が訪れます。中でも注目は、近年、世界的に減少傾向にあるシギやチドリなどの渡り鳥が飛来していることです。渡り鳥たちは、春はシベリアへ、秋はオーストラリアへ長距離移動をする途中に、休息のため野鳥園へ立ち寄ります。次の旅に備え、野鳥園で小さなエビやカニ、ゴカイなどのえさを採ります。渡り鳥たちにとって豊かな干潟はなくてはならない大切な存在なのです。渡り鳥を支え、また、渡り鳥をはじめとする様々な野鳥と人を繋ぐ、この自然豊かな野鳥園で、ゆっくりとバードウォッチングをお楽しみ下さい。


展望塔


展望塔から望む夕日

 休日には展望塔で野鳥ガイドが活躍しています。初心者の方やお子様も大歓迎です。(ガイド日は別途、野鳥園ホームページリンク先をご確認ください)


展望塔からの観察


緑地内での観察

四季折々の野鳥園~観察会を実施しています~

 春・秋には渡り鳥や林の鳥の観察会、夏にはアカテガニやハクセンシオマネキなどの生きものの観察会、冬にはカモの観察会を行っています。

 4月から5月と8月から10月にはシギ・チドリ類、冬にはカモ類が多く渡来します。また、絶滅危惧種である鳥類も観察できる場合がありますので、ぜひお越しください。

 野鳥園で見られるのは鳥だけではなく、干潟にもたくさんの生きものが暮らしています。その代表が都市部ではなかなか見ることの出来ないアカテガニです。幼生期は海で過ごし、その後は林で暮らすアカテガニ。真夏の夜、孵化寸前の卵を抱えたアカテガニのメスは波打ち際へと大移動し、幼生を海へ放ちます。8月に開催するアカテガニ観察会では、真夏の野鳥園で感動的な命のドラマに出会えるかも知れません。

 各観察会では、事前レクチャーを行いますので、当日観察することの出来る野鳥や干潟の生き物について事前に理解を深めることが出来ます。また、野鳥ガイドもお待ちしておりますので、初心者の方でもお楽しみいただけます。


【春】オオルリ


【春】チュウシャクシギ


【夏】アカテガニ


【夏】ハクセンシオマネキ


【秋】カニを捕まえたホウロクシギ


【冬】絶滅危惧Ⅱ類のツクシガモ


事前レクチャーの様子


観察の様子(アカテガニ観察会)

所在地

アクセス

電車でお越しの場合

南港ポートタウン線 トレードセンター前駅3番出口からエレベーターを降りて緑道を西へ徒歩約1.1km

車でお越しの場合

阪神高速湾岸線南港北出口より約10分・咲洲トンネル出口より約5分
(堺、関空方面からは南港南出口をご利用ください。)

施設のご利用について

展望塔 (2階展望室のみ利用可)

  • 開館時間 午前9時から午後5時まで
  • 閉館日 毎週水曜日(祝日の場合は利用可能。但し、元日を除く)、元日1月1日
    (注)従来、年末年始の休館日を設けておりましたが、平成30年度より年末年始も開館することとなりました。
  • 利用料 無料
  • その他 常駐の職員はおりません。

展望塔以外の施設 (緑地)

  • 利用時間 午前0時から午後12時 (24時間)
  • 利用日 1月1日から12月31日 (365日)
  • 利用料 無料

駐車場

  • 利用時間 午前9時から午後5時まで
  • 利用日 展望塔開館日
  • 利用料 無料

大阪港150周年事業

 平成29年度には、大阪港150周年事業の一環である歴史展示会に参加しました。平成29年7月6日から8月10日の1か月間、本庁舎1階市民ロビーにて、「渡り鳥と人をつなぐ野鳥園~大阪港の発展と環境保全~」をテーマに野鳥園の成り立ちや現在の環境保全事業、環境学習会の様子を紹介するパネルやポスターを展示し、野鳥園に関する様々な情報を発信しました。


歴史展示会の様子1


歴史展示会の様子2

平成30年度 台風による被害

 平成30年9月に近畿地方に甚大な被害をもたらした台風21号により、野鳥園においても風雨・高潮による甚大な被害を受けました。暴風により、植栽エリアや緑地部においての倒木(約600本)や構造物への被害を受けました。また、高潮と波により湿地の3つの池は一つとなり、海水が展望塔前の植え込みまで達し、大量の漂流ゴミの堆積、西池北端の澪筋への土砂の移動と岩の堆積による海水の満ち引きの減少といった様々な影響がありました。

 災害発生後は、各種応急対策や倒木処理を行い復旧に向け取り組み、平成30年11月には、ボランティアの方々により、台風により漂着したゴミの回収を行っていただきました。

 現在、園路内の通行は可能ですが、緑地部で倒木等が多数あり、現在も一部で立ち入りを禁止をしている区域があることから、園路より緑地内には立ち入らないようご注意下さい。今後も大阪港湾局と建設局により、野鳥園臨港緑地の更なる復旧に向け、順次復旧作業を行っていきます。


緑地エリアでの倒木


澪筋への土砂の堆積


漂流ゴミ


ボランティアの方々による漂着ゴミ回収の様子

問い合わせ先

  • 観察会、野鳥ガイドなどに関するお問い合わせ
    大阪市建設局臨港方面管理事務所(電話番号06-6613-7716
  • 施設に関するお問い合わせ
    大阪港湾局計画整備部施設管理課緑地管理グループ(電話番号06-6572-4050

参考

SNSリンクは別ウィンドウで開きます

  • Facebookでシェア
  • Xでポストする
  • LINEで送る

探している情報が見つからない

このページに対してご意見をお聞かせください

入力欄を開く

ご注意

  1. ご質問等については、直接担当部署へお問い合わせください。
  2. 市政全般に関わるご意見・ご要望、ご提案などについては、市民の声へお寄せください。
  3. 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。

このページの作成者・問合せ先

大阪市 建設局臨海地域事業推進本部臨港方面管理事務所管理課

住所:〒559-0033 大阪市住之江区南港中6-2-36

電話:06-6613-7716

ファックス:06-6613-7718

メール送信フォーム