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南住吉大空小学校区「オープン講座」

2018年12月20日

ページ番号:117183


教わった手品をみんなの前で披露♪ 講師の方が温かく見守ります。

日時:平成22年2月17日(水曜日)1時~3時

  • 取り組みの概要

 南住吉大空小学校区では、子どもたちに学びの楽しさを知ってもらうとともに、さまざまな体験を通じて視野を広げてもらうことを目的に、学校の授業において、地域の方を中心に、教員以外の方が講師となってさまざまな講座を開設する「オープン講座」を毎学期に1回、開催されています。現在は20を越える講座メニューがあり、その中から、子どもたちが好きな講座を選んで参加します。講師はこちらからお願いをするのではなく、「教えたい」と言う方を、広く地域や学校支援ボランティアから公募しているのが特徴です。

 そのため、講座メニューの提案は講師から。子どもの希望者が0名の場合は開講できませんが、1名でもいれば開講するという、子どもの興味関心を重視した形で実施されています。

 

  • 見学交流会当日の様子

 当日開講されていた講座は次のとおり。

   「楽しい昔のおもちゃづくり」「楽しい腹話術」「ボクシングを体験」「大工道具の使い方」

   「電動車イス体験」「歌って踊ってアンニョンハセヨ」「和太鼓を体験」「硬式テニス体験」

   「楽しい鉄道の話」「柔道を体験」        など22講座

 

 子どもたちの「学びたいこと」と、地域の大人の「教えたい(伝えたい)こと」が一致しているので、どの講座も、子どもたちはもちろんのこと、講師の方自身も活き活きと教えておられ、非常に活気に満ち溢れたものになっていました。

 オープン講座の前には、コーディネーターさんと校長先生から、見学交流会参加者の方々に、校区の取り組み全体についても説明していただきました。南住吉大空小学校は、年間を通して授業を公開し、日常的に保護者や地域の方が学校でボランティアとして活動されており、学校・家庭・地域が一体となった教育活動を展開しているとのこと。

 今回のオープン講座についても、各講座の準備はそれぞれの講師に一任されており(費用もすべて講師持ち)、学校は場所の確保と子どもたちの参加希望をとりまとめるのみ。コーディネーターは取り組み全体のコーディネートに専念、など、誰か特定の方に負担をかけることなく、上手に役割分担のできるシステムで進めておられるとのことでした。

 実際に、校長先生からは、「関わる人みんなが喜ぶ「Win&Win」の考え方を大切にしている」との説明がありました。自分の興味のあることを体験できる子どもたち、自分の特技や知識を「教えたい」講師、多様な体験の機会を作りたい学校、が各々満足できるような仕掛けにもなっていました。

 ただ、はじめからこのような規模だったわけではなく、オープン講座の取り組み当初は、講座のメニューも少なかったとのこと。「取り組みを続ける中で、自然に増えてきた」「できる時に、できる人が、無理なく、できることを」とのコーディネーターさんの言葉が印象的でした。

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