ページの先頭です

住吉の十三仏 一括(13躯)

2019年1月9日

ページ番号:212981

住吉の十三仏 

すみよしのじゅうさんぶつ

指定民俗文化財

有形民俗文化財

所有者

宗教法人 宝泉寺(ほうせんじ)

所在地

大阪市住吉区住吉

紹介

住吉の十三仏

 住吉大社周辺地域の信仰に関係する石造文化財のひとつで、小堂にまつられる丸彫りの十三仏である。花崗岩製の等身大の像で、銘記はない。小堂は熊野街道に東面しており、住吉大社を中心とした宗教都市の周縁部にあたる。十三仏は忌日供養や死者供養に関連してまつられる場合が多く、現世と死者の国との境界と重ね合わせてまつられていると推測される。隣地の字石本で出土した巨石を用いて造立されたと伝え、製作年代は江戸時代中期と考えられる。民俗文化財としてだけでなく、近世の大坂における大規模な石仏の造立事例としても希少な史料である。

探している情報が見つからない

このページの作成者・問合せ先

大阪市 教育委員会事務局総務部文化財保護課

住所:〒530-8201 大阪市北区中之島1丁目3番20号(大阪市役所3階)

電話:06-6208-9166

ファックス:06-6201-5759

メール送信フォーム