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慧光寺真宗関係史料 一括(58点)

2019年1月9日

ページ番号:270515

慧光寺真宗関係史料

えこうじしんしゅうかんけいしりょう

指定有形文化財

 歴史資料

所有者

 宗教法人 慧光寺(えこうじ)

所在地

 大阪市平野区平野上町

紹介

慧光寺真宗関係史料


 「恵光寺」は本願寺八世門主である蓮如の六男蓮淳を開基とし、明応5年(1496)に八尾市萱振に建立された寺院である。「萱振御坊(かやふりごぼう)」とも別称され、河内における本願寺教団の教化の拠点のひとつとなっていた。17世紀中頃の准良が住持の代に、久宝寺御坊顕証寺との不和から、貞享4年(1687)に本願寺派から大谷派に帰参、平野郷の迎春寺の寺地に移転し、寺号も「慧光寺」となった。
 蓮如自筆の「安心決定鈔」をはじめ、実如、証如、顕如から下付を受けた大坂の陣以前の免物(めんもつ)や、蓮淳以下歴代住持の画像、平野移転の際の土地寄進状などを含む。これらは本願寺教団の教化の浸透と展開を考えるうえで重要かつ多様な史料であり、中世から近世にかけての一括した歴史資料である。

用語解説

免物(めんもつ) 宗派の本山から免許を受けて末寺や信徒に下付される画像、聖経、仏具など

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