接触不良
2024年4月18日
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コンセントから煙が！
火災事例
一般住宅において、家人が掃除機を使用しているときに、突然コンセントから煙が出て、コンセント及びプラグが若干溶融しました。 これは、掃除機の電源コードのプラグとコンセントの間で接触不良を起こしていたため、その部分が発熱したためです。
火事になるまで
コンセントに電気機器のプラグを差している際、コードを曲げた状態で引っ張ったりするなど粗暴な扱いを繰り返すことで、電気機器のプラグの変形やコンセントのカバー等樹脂製部分に破損や受け側が広がってしまう等のゆるみが生じ、接触不良が発生します。
接触不良が発生すると当然、十分に接触していなければならない面積が少なくなります。この状態で電圧がかかると電気抵抗が増大し、大きく発熱し近くにある可燃物に火がついたりします。
コードを曲げた状態で使用しているためプラグに負担がかかっている
電気機器のプラグ（左側は歪みがある、右側は正常な状態）
プラグの状況
接触不良の可能性がある状態
コンセントにプラグが正常に差し込まれている状態
「身を守る！」
自宅で使用している電気機器のプラグが曲ったり、変形していませんか？接触不良になっている可能性があります！
電気機器のプラグの抜き差しは、プラグ本体を持っておこないましょう！！
再現映像
接触不良状態で掃除機を使用し、出火を再現しました。
映像はこちらをご覧ください。
（大阪市消防局YouTube）
火災調査担当の現場レポート「火事を知り！身を守る！」（トップへ）
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