インターネットによる人権侵害をなくしましょう
2024年11月14日
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インターネットにおける人権侵害
インターネットは、利用者が手軽に情報を入手できるだけでなく、誰でも容易に情報を発信できる利便性の高いメディアとして、また、インターネットショッピングやインターネットバンキング等、生活する上で欠かせないものとして急速に普及しています。
その反面、匿名で、どのような情報でも簡単に発信できることから、ホームページ、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、電子メール、電子掲示板などのインターネット上において、他人を誹謗中傷したり、差別を助長したりする情報が掲載されるなど、人権にかかわる問題が多数発生しています。
インターネットにおける人権侵害の特徴
- 匿名での情報発信が可能なため、加害者になりやすい
インターネット上では、自分の名前や素性を隠したまま書き込みなどを行うことができます。そのため、軽い気持ちで誹謗中傷や悪口を書き込んでしまうことがあります。
- 被害が急速に拡大する
インターネット上の情報は、コピーして他の電子掲示板に投稿したり、リンクによって他のホームページ等から誘導することが簡単にできることから、情報を目にする人が爆発的に増加し、被害が急速に広がってしまうことがあります。
- 一度被害にあうと回復が困難
原因となった電子掲示板の書き込みなどを削除しても、他の電子掲示板やホームページにコピーされて公開されている場合があり、これらを完全に消し去ることは困難です。
インターネットの利用にあたっての配慮
インターネットを利用したコミュニケーションには、お互いの人権を尊重する一人ひとりのモラルが重要であり、情報発信をする際には、人権を侵害しないために次のようなことに気をつけましょう。
- 相手の立場に立って表現すること
インターネット上だけに限らず、常に、相手の立場や気持ちになって表現することが必要です。
- 差別的な発言や他人への誹謗・中傷は書き込まない
インターネット上の電子掲示板には匿名で書き込むことができますが、このことを悪用して特定の個人や地域・団体等への差別を助長し、または誘発するような発言や誹謗・中傷の書き込みをしてはいけません。
- うそや不確かなことは書き込まない
本当ではない、うその書き込みは当然許されません。また、不確かな情報やうわさも、インターネット上に書き込んだ場合、その情報が独り歩きをして、正しいものとして広まってしまうおそれがあります。
- 個人情報は書き込まない
特定の個人の氏名や住所、電話番号などの書き込み、写真の掲載はプライバシーの侵害となり得ます。情報が悪用されるおそれがあります。
インターネット上の差別書込み等を発見した方へ
インターネット上における差別書込み等を発見したときは、
- 対象となる掲示板のURLやコミュニケーションアプリなどの名称
- 書込みの内容とその閲覧方法
を確認・保存のうえ、「大阪市人権啓発・相談センター」電話:06-6532-7830までご連絡をお願いします。
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